結納返しの品物の選び方|時計・スーツなど定番と選ぶ順番

結納返しの品物の選び方を紹介する記事のアイキャッチ。腕時計の箱やスーツの生地が並ぶ座卓

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結納返しを品物にすることになったものの、『結局、何がいいの?時計?スーツ?』と迷っていませんか。相手の好みも分からず、決めきれないという方も多いはずです。

結論から言うと、結納返しの品物は腕時計とスーツが定番です。迷ったら「相手が長く使える物」から考え、本人の好みを聞いて選べば大丈夫です。

この記事では、調査で多い品物のランキングを見たうえで、品物を3つのグループに分けて、選ぶ順番と避けたい物をお伝えしますね。

結納そのものの意味は結納とは?意味と由来で説明しています。

目次

結納返しの品物は何がいい?

先に結論

結納返しの品物は、腕時計やスーツのように、相手が長く使えて記念になる物が選ばれやすいです。いただいた結納品より豪華にならない範囲で、本人の好みに合う物を選びましょう。

結納返しとは、結納品や結納金を受け取った側が、現金や品物などでお返しをすることです。そのうち品物で返す時の贈り物が、結納の返礼品と呼ばれることもあります。

結納返しの品物に「これでなければいけない」という決まりはありません。ゼクシィも、いただいた結納品よりも豪華にならないようにするのがマナー、と説明しているくらいです。

『定番を選ぶべき?それとも個性のある物でもいい?』と悩みますよね。実は、相手が喜んで使ってくれるなら、どちらでもいいんです。

結納の贈り物と、婚約記念品のお返しの違い

結納の場では、結納品や結納金のほかに、婚約記念品を贈り合うこともあります。ゼクシィによると、男性から女性へは婚約指輪が一般的で、女性から男性へは腕時計やスーツが人気です。

百貨店の記事では、結納返しは結納品(婚約記念品)に対してお返しをすること、と紹介されています。つまり、結納返しの品物と婚約記念品のお返しは、重なることが多いんです。

『結納返しと婚約指輪のお返し、両方用意するの?』と心配になりますよね。基本的に結納返しは結納金に対して行えば大丈夫、というマナーデザイナーの話もあります。1つの品物で両方を兼ねてよいか、本人どうしで話しておきましょう。

品物で返すか、現金で返すか

そもそも品物にするか現金にするかで迷っている方は、先にそちらを決めておきましょう。

こんな時は選びやすい形
相手に形に残る物を贈りたい品物
関東式で、結納品として御袴料を納めたい現金
相手の好みがまったく分からない現金、または後日一緒に選ぶ品物
婚約指輪のお返しも兼ねたい品物

結納返しの形の比べ方は結納返しとは?で詳しく紹介しています。

調査で多い結納返しの品物ランキング

実際にはどんな品物が選ばれているのか、気になりますよね。ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)で、結納返しを品物で贈った人に聞いた結果を、多い順に並べました。

順位品物
1位腕時計
2位スーツ
3位電化製品
4位ネクタイピン
5位洋服(スーツを除く)
6位メンズアクセサリー・ジュエリー
7位靴
8位旅行券
9位カフスボタン
10位カバン

腕時計とスーツが、ほかの品物より大きく引き離して多い結果でした。3位の電化製品のように、新生活で使う物を選ぶ家もあるんですね。

具体的な割合や平均額は結納返しの相場で紹介しています。

ランキングの見方

ランキングは「ほかの家がどんな物を選んだか」の目安です。順位が高い物を選ばなければいけないわけではありません。相手が欲しい物があれば、そちらを優先して大丈夫です。

百貨店の結納の案内でも、女性から男性へは腕時計・スーツ・万年筆などを贈り合い、これを結納品に代える例もあるとされています。

品物を3つに分けて考える:長く使える物・2人で使う物・相手の家族への物

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。結納返しの品物は、次の3つのグループに分けて考えると選びやすくなります。

結納返しの品物を、長く使える物・2人で使う物・相手の家族への物の3つに分けて比べた図解
グループ品物の例向いている場面
長く使える物腕時計、スーツ、ネクタイピン、カフスボタン、万年筆、カバン相手本人への記念として、形に残る物を贈りたい
2人で使う物電化製品、家具、旅行券新生活に役立つ物を贈りたい。2人で選びたい
相手の家族への物相手の両親への記念品、手土産の品相手の家にもお礼の気持ちを伝えたい

3つ全部を用意する必要はありません。まずは「長く使える物」から考え、予算や家の考え方に合わせて、ほかのグループを足すか決めるのがおすすめです。

長く使える物:結納返しの時計

結納返しの時計は、ランキングでも1位の定番です。毎日身に着けられて、結婚の記念として長く残るのが選ばれる理由ですよね。

婚約指輪をいただいた場合、そのお返しとして腕時計を贈る人が増えている、と百貨店の記事でも紹介されています。

結納返しの定番である腕時計を、水引をかけた箱とともに白木の台にのせた写真
結納返しの時計を選ぶ時に確かめること
  • 普段、腕時計を着ける習慣があるか
  • 仕事で着けられる見た目か(スーツに合うか)
  • 好みの形や色(文字盤の大きさ、ベルトの素材など)
  • 手持ちの時計と似すぎていないか
  • 予算が、結納返しの目安の範囲に収まっているか

『結納返しの時計のおすすめは?』と聞かれることも多いのですが、ブランドより「本人が着けたい物か」を優先するのがいちばんです。こっそり選んで驚かせたい気持ちも分かりますが、時計は好みがはっきり分かれる品物なんです。

例えばこんな聞き方なら、自然に好みを聞けますよ。

「結納返し、時計がいいかなと思ってるんだけど、どんなのが好き?」
「仕事でも着けられるシンプルなのがいいな」

一緒にお店に行って、試着してから決めるのも安心です。

長く使える物:結納返しのスーツ

結納のスーツは、ランキング2位の定番です。仕事や改まった席で着られるので、実用的な贈り物として選ばれています。

スーツは体に合わせて仕立てることが多いので、本人と一緒に選びに行く形が向いています。結納の当日に現物を渡すより、後日一緒に仕立てに行く約束をしておく形も考えられますね。

スーツを贈る時の形よいところ気をつけたいところ
一緒に選んで仕立てる体に合い、好みも反映できる仕立てに時間がかかる
既製品を一緒に選ぶすぐに着られる体型に合う物が見つかるまで回ることも
結納の当日は目録だけ渡す当日の荷物が少ない後日、一緒に買いに行く日を決めておく

ネクタイピンやカフスボタンは、スーツと組み合わせて贈ることもできます。予算に余裕がある時は、スーツと一緒にそろえると統一感が出ますよ。

長く使える物:ネクタイピン・カフスボタン・万年筆・カバン

時計やスーツほど大きな贈り物でなくても、長く使える物はたくさんあります。

品物向いている相手
ネクタイピン・カフスボタンスーツを着る仕事の人。スーツと組み合わせて贈りたい時
万年筆書く仕事が多い人。名前を入れて記念にしたい時
カバン通勤で毎日持ち歩く人
靴革靴をよく履く人。サイズを本人と確かめられる時

小物は、予算に合わせて組み合わせやすいのがよいところです。例えば、ネクタイピンとカフスボタンをそろいで贈ると、まとまりのある贈り物になりますよ。

2人で使う物:電化製品や家具

ランキング3位の電化製品は、新生活で2人が使う物として選ばれることがあります。

百貨店の結納の案内では、関西ではお返しを行わず、嫁入り道具(家具・家電など)で応える家もあるとされています。地域によっては、2人で使う物で気持ちを返す考え方がなじみやすいんですね。

『2人で使う物だと、お返しっぽくないかな?』と気になる方もいますよね。相手の家が「新生活の準備に使ってほしい」と考えている場合は、むしろ喜ばれることもあります。相手の家の考え方を本人に聞いてから決めましょう。

旅行券は、新婚旅行の費用に充ててもらえる贈り物です。物を増やしたくない2人には、こうした形に残らない贈り物も喜ばれることがあります。

相手の家族への物:結納返しの記念品と両親へのお礼

結納返しは本人への品物が中心ですが、相手の両親への気持ちも形にしたい、という方もいます。

ゼクシィでは、関西の結納返しとして、後日、結納金の1割程度の品物を新郎の家へのお土産として持参するのが一般的、と紹介されています。相手の家族に向けた品物も、結納返しの一つの形なんです。

相手の両親への記念品や手土産を選ぶなら、縁起のよい品が好まれます。百貨店の婚礼の案内では、鰹節や昆布、紅白最中などがよいとされ、割れやすい物や切り分けて食べる物は避けたほうがよいと説明されています。

手土産の選び方は結納・顔合わせの手土産で紹介しています。

結納返しの品物を選ぶ順番と避けたい物

先に結論

結納返しの品物は、形と予算を先に決めてから、本人の好みで絞り込むと迷いません。いただいた物より豪華にしないことと、相手の家の考え方に合わせることが大事です。

『何から決めればいいの?』という方は、次の順番で進めてみてください。

結納返しの品物を選ぶ順番を、結納金の確認から一緒にお店で決めるまで並べた図解
結納返しの品物を選ぶ順番
  1. 結納金の有無と額、関東式か関西式かを両家で確かめる
  2. 品物で返すか、現金で返すかを決める
  3. 結納返しの目安から予算を決める
  4. 3つのグループのどれから選ぶか決める
  5. 本人の好みを聞いて候補を2〜3に絞る
  6. 一緒にお店で見て、最後に決める

予算の目安は、いただいた結納金の額と、半返しか1割返しかで変わります。金額の考え方は結納返しの相場で計算例とあわせて紹介しています。

予算が限られている時の選び方

結納金の額によっては、結納返しの予算がそれほど大きくならないこともあります。そんな時は、品物の数や組み合わせで気持ちを形にしましょう。

予算が限られている時の工夫
  • 時計やスーツにこだわらず、ネクタイピンや万年筆など小物から選ぶ
  • 品物は1つにして、手書きのお礼状を添える
  • 結納の当日は目録だけ納め、後日ふたりで選びに行く
  • 相手の家と相談して、最初から差し引いた額を結納金として包んでもらう

豪華さより、相手のことを考えて選んだことが伝わるのがいちばんです。

避けたい物と、気をつけたいこと

結納返しの品物で、はっきりと「これは贈ってはいけない」と決められた物はありません。ただ、気をつけておきたいことはあります。

気をつけたいこと理由と考え方
いただいた結納品より豪華な物豪華にならないようにするのがマナーとされている
本人の好みを聞かずに選ぶ物時計や服は好みが分かれ、使ってもらえないことも
割れやすい物手土産では、割れやすい物は避けたほうがよいとされる
「切る」を思わせる物婚礼では「切る」という言葉を避ける考え方があり、気にする人もいる

刃物のように「切る」を思わせる物は、縁起を気にする人もいます。相手の家が気にするかどうか分からない時は、別の品物を選んでおくと安心です。

よくある失敗

サプライズにしようと、本人の好みを聞かずに高価な時計を選んでしまうことがあります。結納返しは長く使ってもらう物なので、本人と一緒に選ぶほうが失敗が少ないですよ。

品物の渡し方とのし

結納の席で品物を納める時は、男性側が結納品を納めたのと同じ手順で、女性側から納めます。品物が大きい時は、当日は目録だけを納め、品物は後日渡す形にすることもあります。

結納返しの水引は、一度結んだらほどけないあわじ結びが基本、とゼクシィは説明しています。百貨店の案内では、結納の記念品には紅白10本のま結びののし紙をかけ、表書きを「壽」とするとされています。

のし袋や表書きの書き方は結納返しののし袋と表書きで紹介しています。

婚約指輪のお返しを考えているなら

結納返しを腕時計にする時は、婚約指輪のお返しとして選ぶ人も多いですよね。結婚指輪も一緒に見ておくと、ふたりで同じお店を何度も回らずにすみます。

時計のお店を見て回るついでに、指輪も見ておきたいという方は、相談先を使うのも一つの方法です。

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もちろん、気になるお店に直接足を運んで見比べる探し方もあります。結納と婚約指輪の関係は結納と婚約指輪の関係で紹介しています。

知恵袋でよくある相談:結納返しの品物

Yahoo!知恵袋にも、結納返しの品物についての相談がたくさん寄せられています。閲覧の多いものから4つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:結納返しを現金にするか品物にするか、誰が決める?

結納返しの金額や、現金か品物かは、新郎新婦と親のどちらが決めるのか、という相談です。

結論から言うと、誰が決めるという決まりはありません。結納返しは結納を受けた側が用意するものなので、女性側の家で考えるのが自然です。

ただ、品物にするなら、受け取る本人の好みを聞かないと選べませんよね。親が予算と形を決め、本人どうしが品物を選ぶ、という分担にすると話がまとまりやすいですよ。

相談2:結納返しの一般的な品物は?

結納返しで一般的な品物と、その金額の目安を知りたい、という相談です。

調査では、腕時計がいちばん多く、スーツ、電化製品と続きます。迷ったら、この3つから考えてみてください。

金額の目安は、いただいた結納金の額によって変わります。関東では半返し、関西では1割程度と言われているので、まずは結納金の額を確かめましょう。

相談3:指輪と時計のような定番は避けたい。ほかに何がある?

結納の品物に定番の指輪と時計は選びたくない。ほかにどんな選び方があるのか、という相談です。

定番以外を選んでも、まったく問題ありません。ランキングでも、スーツやカバン、旅行券などさまざまな品物が選ばれています。

例えば、2人で使う電化製品や、新婚旅行に使える旅行券など、2人の新生活に合わせた物を選ぶ方法もあります。大事なのは、相手が喜んで使ってくれるかどうかです。

相談4:結納返しに時計をいただくことに。どう選べばいい?

受け取る男性側として、結納返しの時計を予算の中でどう選べばいいか迷っている、という相談です。

受け取る側が選ぶ時は、相手の家が決めた予算を大きく超えない物を選ぶのが思いやりです。候補が決まったら、相手と一緒にお店で見てもらうと、相手の家も安心できますよ。

「この中なら、どれがいいと思う?」と相手の意見も聞きながら決めると、ふたりの記念の品になります。

結納返しが決まったら、式場探しも

結納返しの品物が決まるころには、結婚式の準備も気になり始めますよね。結納や顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いですよ。

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もちろん、式場のサイトを見比べたり、ブライダルフェアに直接申し込んだりする探し方もあります。結納の代わりの記念品交換については結納の代わりの記念品交換でまとめています。

よくある質問

結納返しの品物は何がいいですか?

腕時計とスーツが定番です。ゼクシィ結婚トレンド調査2024でも、腕時計が最も多く、スーツ、電化製品と続きました。本人の好みを聞いて選ぶのがいちばんです。

結納返しの時計は、どう選べばいいですか?

普段着けるか、仕事で使えるか、好みの形かを本人に確かめて選びましょう。一緒にお店で試着してから決めると安心です。

結納返しにスーツを贈る時は、どう渡しますか?

スーツは体に合わせて仕立てることが多いので、後日一緒に選びに行く形が向いています。結納の当日は目録だけを納める方法もあります。

結納返しで相手の両親に記念品を贈ってもいいですか?

贈っても大丈夫です。関西では、後日品物を新郎の家へのお土産として持参する形も紹介されています。相手の家の考え方に合わせて決めましょう。

結納返しの品物で避けたほうがいい物は?

いただいた結納品より豪華な物は避けるのがマナーとされています。刃物のように「切る」を思わせる物を気にする人もいるので、迷ったら別の品物を選ぶと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 結納返しの品物は、腕時計とスーツが定番
  • 調査のランキングでは、腕時計・スーツ・電化製品の順に多い
  • 品物は「長く使える物」「2人で使う物」「相手の家族への物」に分けて考える
  • 形と予算を先に決め、本人の好みで絞り込む
  • いただいた結納品より豪華にしない。サプライズより一緒に選ぶほうが安心
  • 結納返しの水引はあわじ結びが基本
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

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