結納の代わりの記念品交換|婚約記念品の選び方

結納の記念品の選び方を紹介する記事のアイキャッチ。座卓に並んだ婚約記念品の箱

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結納はしないけれど、『何か形に残るものは贈り合いたい』と考えていませんか。親から「記念品はどうするの?」と聞かれて、何を選べばいいのか迷う方も多いはずです。

結論から言うと、結納の記念品は男性から女性へは婚約指輪、女性から男性へは腕時計やスーツが定番です。結納の代わりに、顔合わせの席で記念品を交換するだけでも気持ちは十分伝わります。

この記事では、記念品を「男性側から」「女性側から」「両家で」の3つに分けて、選ぶ時期と渡す場面を紹介しますね。

目次

結納の記念品とは?婚約記念品の意味

先に結論

結納の記念品とは、婚約のしるしとして本人同士が贈り合う品物のことです。「婚約記念品」とも呼ばれ、男性から女性へは婚約指輪が一般的とされています。

結納は、辞書で「婚約成立のしるしに、両当事者かその親が金銭または品物を取り交わすこと」と説明されています。つまり、婚約の約束を形にする儀式が結納なんです。

その結納の場で、結納品とは別に本人同士で交わすのが婚約記念品です。百貨店の婚礼案内でも、男性から女性へは指環、女性から男性へは腕時計・スーツ・万年筆などを贈り合う例が紹介されています。

結納と婚約の違いは?

『婚約と結納って、何が違うの?』と迷いますよね。婚約は結婚の約束そのもの、結納はその約束を両家で確かめ合う儀式、と考えると分かりやすいです。

言葉意味何をするか
婚約結婚の約束プロポーズや両家への挨拶で固まる
結納婚約成立のしるしに金品を取り交わす儀式結納品・結納金・受書を取り交わす
婚約記念品婚約のしるしに本人同士が贈り合う品指輪や腕時計などを交換する
顔合わせ食事会両家の親睦を深める食事会家族紹介と会食。記念品の披露をすることも

日本大百科全書では、今は一般に結納をもって婚約の成立とすると説明されています。ただ、結納をしない家も多いので、顔合わせや記念品の交換を婚約のしるしにする形も広く選ばれています。

今は結納の代わりに記念品を交換する家も多い

ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、結納をせずに顔合わせだけを行った人が大半でした。そして、婚約記念品があった人も多数派で、品物は指輪がいちばん多いという結果です。

『結納をしないなら、記念品も要らない?』と思う方もいますよね。実は、結納の代わりに記念品だけを交わす形もあるんです。ゼクシィでも、結納金なしの形として「婚約記念品だけ」を交わす例が紹介されています。

記念品は「男性側から」「女性側から」「両家で」の3つで考える

ここでの結論

記念品は、誰から誰へ贈るかで選ぶ物と時期が変わります。男性側からは婚約指輪、女性側からは身に着ける物、両家ではお互いに贈り合う形を考えると分かりやすいです。

この記事では、記念品を3つに分けて、選ぶ時期と渡す場面を表にしてみました。

贈る側定番の品選び始める時期渡す・披露する場面
男性側から女性へ婚約指輪、ネックレス顔合わせや結納の日が決まる前からプロポーズ、または結納・顔合わせで披露
女性側から男性へ腕時計、スーツ、財布、カバン婚約指輪を受け取った後結納・顔合わせ、または後日
両家で(お互いに)指輪と腕時計など、贈り合う品2人で話して同じ時期に結納・顔合わせの席で交換
婚約記念品を、男性側から・女性側から・両家での3つに分けて、定番の品と渡す場面を示した図解

男性側から:婚約指輪が中心

男性から女性への記念品は、婚約指輪が一般的です。調査でも、婚約記念品の品物は指輪が大半を占めていました。

婚約指輪は、選んでから受け取るまでに時間がかかることがあります。ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、婚約指輪の検討を始めたのは挙式の平均14.3カ月前、決めたのは平均12.8カ月前でした。

顔合わせや結納で披露したいなら、日にちが決まる前から探し始めておくと安心です。結納と指輪の関係は結納と婚約指輪の関係で詳しく紹介しています。

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女性側から:身に着けられる物が人気

女性から男性への記念品は、腕時計やスーツが人気です。調査でも、婚約記念品のお返しの品は腕時計が最も多く、スーツ、財布、カバンが続いていました。

『彼の好みが分からない…』という時は、一緒に買いに行くのもおすすめです。サイズが大事なスーツや、毎日着ける腕時計は、本人に選んでもらうと失敗がありません。

両家で:お互いに贈り合う

男性側だけ、女性側だけと考えずに、2人でお互いに贈り合う形もあります。指輪と腕時計を同じ日に交換すれば、どちらかが「もらうだけ」にならずに済みます。

記念品の金額のつり合いが気になる時は、2人で先に話しておくと気まずくなりません。

選ぶ前に2人で決めておくこと

記念品は、選び始める前に少しだけ話し合っておくと、あとで迷いません。こんなふうに切り出してみてください。

「記念品、お互いに何か贈り合わない?いつ渡すかも一緒に決めたいな」

記念品を選ぶ前のチェック
  • お互いに贈り合うか、片方だけにするかを決める
  • 結納・顔合わせのどの場面で披露するかを決める
  • 結納返しを兼ねるかどうかを両家に伝えておく
  • 予算の考え方を2人でそろえておく
  • 受け取る日から逆算して、選び始める時期を決める

『予算の話をするのは気が引ける…』と感じますよね。ただ、ここをあいまいにすると、片方だけが気をつかう形になりがちです。金額ではなく「無理のない範囲で」と方向性だけ合わせておくのでも十分ですよ。

結納金・結納返しと記念品の関係

ここでの結論

結納金と婚約記念品は別のものと考えるのが一般的です。結納返しは結納金に対して行えば大丈夫とされ、女性からの記念品を結納返しとして贈る家もあります。

結納の席では、結納品と結納金、それに婚約記念品を用意することがあります。この3つが混ざって分かりにくいですよね。

品物誰から誰へ意味
結納品主に男性側の家から女性側の家へ縁起物の飾りで婚約を祝う
結納金主に男性側から女性側へ結婚の準備に使ってもらうお金
婚約記念品本人同士婚約のしるしに贈り合う品
結納返し主に女性側から男性側へ結納品や結納金へのお返し

結納金に婚約指輪は含む?

『結納金に婚約指輪の代金を含むの?』という疑問もよく聞きます。関東式の結納では、婚約指輪は結納品に含めず、別に用意するのが一般的です。

一方で関西式の結納では、婚約指輪を「結美和(ゆびわ)」として結納品に加え、目録(品物の一覧を書いた紙)に入れることがあります。これは結納品としての扱いの話で、結納金の額とは別に考えます。

結納金なしで結納をする時は、結納品と婚約記念品だけを交わす例もあります。結納金の考え方は結納金とは?で紹介しています。

結納返しと記念品は一緒にしていい?

結納返しは、結納品や結納金を受け取った側がお返しをすることです。マナーデザイナーの解説では、婚約指輪について、結納返しは基本的に結納金に対して行えば大丈夫とされています。

最近は、結納返しを簡略化して、婚約記念品を結納返しにすることも多いと説明されています。結納返しの記念品の選び方は結納返しの品物の選び方にまとめています。

記念品を結納返しにするよさ
  • 品物が形に残り、思い出になる
  • 本人が使える物を選べる
  • 準備が1回で済む
気をつけたいこと
  • 地域や家によっては別に用意する考えもある
  • 金額のつり合いを気にする親もいる
  • 先に両家で考え方をそろえる必要がある

記念品の渡し方とのしの付け方

ここでの結論

記念品は、結納なら結納品の取り交わしの後に、顔合わせなら食事の前後に披露するのが自然です。のしは紅白か金銀の結び切り、表書きは「壽」が一般的です。

ゼクシィの説明では、結納の流れの最後に、婚約記念品のお披露目や記念撮影をして会食に移るとされています。顔合わせ食事会でも、婚約記念品の交換は演出としてよく取り入れられています。

結納や顔合わせの席で、記念品を紹介して手渡し、身に着けて見せるまでの流れの図解
顔合わせで記念品を披露する流れ
  1. 始まりの挨拶と家族紹介をする
  2. 本人から「記念品を交換しました」と紹介する
  3. 箱を開けて、両家の親に見てもらう
  4. その場で身に着けて、記念撮影をする
  5. 乾杯して会食に移る

披露する時の言葉は、短くて大丈夫です。

披露の言葉の例

男性本人「婚約のしるしに、指輪を贈りました」
女性本人「私からは、仕事で使える腕時計を贈りました。大切に使ってもらえたらうれしいです」

のし紙の付け方

百貨店の婚礼案内では、結納の記念品には紅白10本の結び切りののし紙をかけ、表書きは「壽」とする例が紹介されています。結び切りとは、一度結ぶとほどけない水引の結び方で、繰り返さない願いを込めたものです。

買ったお店でのしを付けてもらえなかった時は、別の店でのし紙だけ用意する方法もあります。顔合わせの席ならリボン包装のままでも失礼ではないので、両家の考え方に合わせてみてください。

顔合わせの日取りが決まったら式場探しも

記念品の準備と同じころに、結婚式場探しを始める人が多いです。顔合わせの席で「式はこのころに」と話せると、両家の親も安心しますよ。

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よくある相談:結納の記念品

Yahoo!知恵袋には、結納の記念品についての相談も寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:結納返しと婚約記念品は一緒にしていい?

腕時計を結納返しにすると、結納金のお返しの一部は渡さなくていいのか、という相談です。

結納返しを記念品で済ませるかどうかは、地域や家の考え方で違います。関東式では結納金の半額程度を返すのが一般的とされ、関西式では一割程度、またはお返しをしないこともあると説明されています。

まずは「結納返しは腕時計で考えています」と両家に伝えて、考え方をそろえておくと安心です。

相談2:結納なしの顔合わせだけ。記念品は要る?

結納はせず顔合わせだけをする予定だが、記念品は用意するものなのか、という相談です。

記念品は、用意しなければいけないものではありません。ただ、顔合わせの席で記念品を見せると、両家の親にとっても婚約の実感がわきやすくなります。

『形だけのために買うのは…』と思うなら、普段使いできる物を選ぶのも一つの方法ですよ。

相談3:記念品のお店でのしを付けてもらえなかった

新郎に渡す記念品を買ったお店で、包装やのし紙をしてもらえなかった、という相談です。

あとからのし紙を用意しても大丈夫です。紅白の結び切りののし紙に「壽」と書き、下に名前を入れれば整います。

よくある質問

結納の記念品とは何ですか?

婚約のしるしに本人同士が贈り合う品物のことで、婚約記念品とも呼ばれます。男性から女性へは婚約指輪、女性から男性へは腕時計やスーツが定番です。

婚約記念品は結納をしなくても贈りますか?

決まりはありませんが、結納の代わりに顔合わせの席で記念品を交換する家もあります。2人で話して決めて大丈夫です。

結納金と婚約指輪は別に用意しますか?

別のものと考えるのが一般的です。関西式の結納では婚約指輪を結納品に加えることもあるので、地域の習わしは両家で確かめましょう。

女性からの記念品は、婚約指輪と同じくらいの金額にするものですか?

金額の決まりはありません。結納返しの考え方は地域や家で違うので、両家で話してつり合いを決めましょう。

結納と婚約の違いは何ですか?

婚約は結婚の約束そのもので、結納はその約束のしるしに両家で金品を取り交わす儀式です。結納をしなくても、顔合わせや記念品の交換で婚約を確かめ合う形があります。

まとめ

この記事の要点
  • 結納の記念品とは、婚約のしるしに本人同士が贈り合う品物
  • 男性側からは婚約指輪、女性側からは腕時計やスーツが定番
  • 2人でお互いに贈り合えば、結納の代わりの記念品交換になる
  • 結納金と記念品は別に考え、結納返しの扱いは両家でそろえる
  • のしは紅白の結び切りに「壽」、披露は結納や顔合わせの席で
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

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