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結納金をいただくことが決まると、『結納返しの相場っていくらくらい?』と気になりますよね。少なすぎても多すぎても失礼な気がして、なかなか決められないという方も多いはずです。
結論から言うと、結納返しの相場は関東では結納金の半額ほど(半返し)、関西では1割程度かお返しなしと言われています。ただ、家によって考え方が違うので、両家で決めた額が正解です。
この記事では、半返しと1割返しの考え方を結納金の額と結びつけて見ながら、調査の平均額や計算例も紹介しますね。
結納そのものの意味は結納とは?意味と由来で説明しています。
結納返しの相場は?2つの考え方を押さえる
結納返しの相場は、いただいた結納金の額を基準に考えます。関東は「半返し」、関西は「1割返し」か、お返しをしない形が多いと言われています。
結納返しの相場が「いくら」と決まっていないのは、結納金の額によって変わるからなんです。まずは、いただく額に対してどれくらい返すか、という考え方を押さえましょう。
| 関東で言われる考え方 | 関西で言われる考え方 | |
|---|---|---|
| 結納返しの目安 | 結納金の半額ほど(半返し) | 結納金の1割程度 |
| 説明の幅 | 半額のほか、3分の1程度とする説明もある | お返しをしない、後日品物を手土産にする家もある |
| 返し方 | 御袴料や品物で、結納の席で納める | 受書とともに返礼を渡す、後日品物を持参するなど |
ゼクシィは、関東式は頂いた額の半額(半返し)や3分の1程度、関西式だと1割が結納返しの相場と説明しています。辞書でも、結納を受けた側が約半分の金品を返すことがある、とされています。
関西については、百貨店の結納の案内で「一割返しや、お返しを行わず嫁入り道具で応えるなど多様」と説明されています。地域の違いは結納の地域の違いでまとめています。
『両家の出身地が違う時はどうするの?』と迷いますよね。その時は、結納をどちらの形で行うかに合わせて、結納返しも同じ形にそろえると話がまとまりやすいですよ。
半返し・1割返しはどこから来た考え方?
『そもそも、なぜ半分や1割なの?』と不思議に思いますよね。
辞書では、結納を受けた嫁方から約半額の返しをする慣行も広くみられる、と説明されています(ブリタニカ国際大百科事典)。昔から「いただいたら半分ほど返す」という考え方があったんです。
関西では、男性側が結納を「納める」形が中心です。ゼクシィに載っていたホテルの婚礼コーディネーターの話では、女性側は受書と1割程度の返礼を「お多芽(おため)」として渡すのが一般的なようだ、とされています。
調査で見る結納返しの金額
実際の結納返しの金額は、どれくらいなのでしょうか。ゼクシィ結婚トレンド調査の数字を見てみます。
| 結納返しの形 | 費用の平均(2024年調査・全国推計値) | 参考:2023年調査・全国推計値 |
|---|---|---|
| 現金で返した場合 | 45.2万円 | 36.4万円 |
| 品物で返した場合 | 23.5万円 | 24.9万円 |
同じ2024年調査では、結納返しの形は品物が33.6%、現金が26.1%、結納品(飾り)が7.9%で、結納返しをしていない人は40.9%でした(結納をした人/複数回答)。
地域別の数字もありますが、回答した人数がとても少ないので参考程度に見てください。
| 地域(2024年調査) | 結納返しの金額 |
|---|---|
| 首都圏 | 現金の平均54.0万円(5人の回答) |
| 関西 | 品物の平均14.3万円(9人の回答)、現金の平均27.5万円(6人の回答) |
平均は、金額の大きい回答があると引っ張られます。調査の数字は「ほかの家はこれくらいだった」という目安として見て、自分たちの額は両家の事情で決めて大丈夫です。
ちなみに、同じ2024年調査の結納金の全国平均は95.2万円でした。結納金の相場は結納金の相場はいくら?で詳しく紹介しています。
結納金の額から考える結納返しの金額
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。結納返しの金額は、結納金の額と、半返しか1割返しかの組み合わせで決まります。

| いただいた結納金 | 半返しの考え方 | 3分の1の考え方 | 1割返しの考え方 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 25万円ほど | 10万円台後半 | 5万円ほど |
| 100万円 | 50万円ほど | 30万円台 | 10万円ほど |
表の金額は、言われている考え方に当てはめて計算しただけの目安です。「この額にしなければならない」という意味ではありません。
結納金100万 結納返しの目安は?
結納金100万円をいただく場合、半返しの考え方なら計算上は50万円ほど、1割返しなら10万円ほどになります。
『50万円も現金で返すの?』と驚く方もいますよね。実は、関東式でも現金だけで返すとは限りません。腕時計やスーツなどの品物と組み合わせたり、最初から差し引いた額を結納金として包んでもらったりする方法もあります。
ゼクシィは、関東式では結納返しを用意せず、最初からその分を差し引いた金額を結納金として渡す方法もあると紹介しています。
結納金50万 結納返しの目安は?
結納金50万円の場合、半返しなら計算上は25万円ほど、1割返しなら5万円ほどです。
この金額なら、現金だけでなく品物で返すことも考えやすいですよね。品物で返す時は、金額をきっちり合わせるより、相手が長く使える物を目安の範囲で選ぶほうが喜ばれますよ。
現金で返す時の包み方
現金で返す時は、「御袴料(おんはかまりょう)」の表書きでのし袋に包むのが一般的です。昔、女性から男性へ袴を贈っていた名残とされています。
金額が大きくなる時は、結納金と同じように金封の格や包み方にも気をつけたいところです。表書きや包み方は結納返しののし袋と表書きで紹介しています。
品物で返す時の金額の決め方
品物で返す時は、次の順番で考えると決めやすくなります。
- 結納金の額と、半返しか1割返しかを両家で確かめる
- 計算した目安の額から、予算の上限を決める
- 相手の好みや、仕事で使う物かどうかを本人に聞く
- 予算の範囲で、腕時計やスーツなどの候補を絞る
- いただいた結納品より豪華にならないかを確かめる
ゼクシィの2024年調査では、結納返しの品物は腕時計が31.4%、スーツが29.5%、電化製品が13.3%でした(品物を贈った人/複数回答)。品物の選び方は結納返しの品物の選び方で紹介しています。
結納返しの金額を決める前に両家で確かめること
結納返しの金額は、結納金の額が分からないと決められません。ふたりが間に入って、結納金の有無と額を事前に確かめておきましょう。
ゼクシィも、結納返しに適切な金額を包むためにも、結納金の有無や額を確かめておくよう勧めています。親どうしで直接聞きにくい時こそ、ふたりの出番です。
例えばこんな聞き方なら、角が立ちにくいですよ。
「うちの親が結納返しの準備をしたいみたいで、だいたいの額を聞いておいてもいい?」

- 結納金をいただくか、いただくならおおよその額
- 結納を関東式・関西式のどちらで行うか
- 結納返しを現金・品物・差し引き・なしのどれにするか
- 品物の場合、本人の好みや欲しい物
- 渡すのは結納の当日か、後日か
「たくさん返したほうが丁寧」と思って、いただいた額より豪華なお返しを用意してしまうことがあります。ゼクシィは、いただいた結納品より豪華にならないようにするのがマナーと説明しています。
結納金がない時、結納品だけの時
結納金がなく、結納品や婚約指輪だけをいただく場合もありますよね。
ゼクシィは、結納金がない場合は結納返しはなくてもよいとしています。婚約指輪をいただいた場合も、基本的に結納返しは結納金に対して行えば大丈夫、というマナーデザイナーの話が紹介されています。
結納品だけをいただいた時は、関東式なら品数を調整する方法があるそうです。例えば新郎側が7品目なら、女性側は5品目や3品目にする形です。関西式なら、特に用意しなくてもよいとされています。
結納返しの考え方全体は結納返しとは?でまとめています。
知恵袋でよくある相談:結納返しの相場
Yahoo!知恵袋にも、結納返しの相場についての相談がたくさん寄せられています。閲覧の多いものから3つ選び、要点をまとめて答えますね。
結納金の相場を知りたい。最近は結納金なしという話も聞くが、やはり用意したほうがいいのか、という相談です。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納金の平均は95.2万円で、100万〜150万円未満が69.9%と最も多い回答でした。
ただ、今は結納をせずに顔合わせ食事会だけを行う人が大半です。結納金を用意するかどうかは、両家の考え方で決めて大丈夫ですよ。
結納金を贈る側として、結納返しはかえってくるものなのか知りたい、という相談です。
かえってくるかどうかは、相手の家の地域と考え方しだいです。関東式なら半返しの考え方で返ってくることがあり、関西式ならお返しがない、または1割程度ということもあります。
『返ってくる前提で結納金の額を決めていいの?』と迷う方もいますよね。その場合は、最初から差し引いた額を包む方法を両家で相談してみてください。
結納の日取りが決まり、女性側として結納返しの準備を始めたい、という相談です。
まずは、いただく結納金の額と、関東式か関西式かを確かめましょう。そこが分かれば、表の計算例で目安の額が出せます。
品物で返すなら、婚約指輪のお返しも兼ねて腕時計を選ぶ人もいます。結納の日取りが決まったら、指輪探しもあわせて進めておくと準備がスムーズですよ。
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よくある質問
結納返しの相場はいくらですか?
関東では結納金の半額ほど(半返し)、関西では1割程度と言われています。ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、現金で返した場合の平均は45.2万円、品物の場合は23.5万円でした。
結納金100万円の結納返しはいくらですか?
半返しの考え方なら計算上は50万円ほど、1割返しなら10万円ほどです。あくまで目安なので、両家の考え方で決めましょう。
結納金50万円の結納返しの金額は?
半返しなら計算上は25万円ほど、1割返しなら5万円ほどです。品物で返すことも考えやすい金額です。
結納返しの腕時計の相場は?
腕時計に限った平均額は、ゼクシィ結婚トレンド調査2024では示されていません。品物で返した場合全体の平均は23.5万円でした。結納金の額から計算した目安の範囲で選ぶと決めやすいです。
結納返しをしないのは失礼ですか?
失礼ではありません。2024年調査では、結納をした人の40.9%が結納返しをしていませんでした。関西式や、結納金がない場合はしないこともあります。
まとめ
- 結納返しの相場は、結納金の額を基準に考える
- 関東は半返し(3分の1程度とする説明も)、関西は1割程度かお返しなしと言われる
- 2024年調査の平均は、現金45.2万円、品物23.5万円
- 結納金100万なら、計算上は半返しで50万円ほど、1割返しで10万円ほど
- 金額を決める前に、ふたりが間に入って結納金の額を確かめる
- いただいた結納品より豪華にならないようにする





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