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結納の準備を始めたものの、『結納品って何をそろえればいいの?』『9品目って全部必要?』と迷っている方も多いはずです。聞き慣れない名前が並んでいて、戸惑いますよね。
結論から言うと、結納品とは婚約のしるしに取り交わす品々のことで、結納金も含まれます。正式は9品目とされますが、7品目・5品目・3品目など奇数で簡単にする家も多いです。
この記事では、結納品を3つのグループに分けて見る方法と、品数の数え方、並べ方をお伝えしますね。
結納品とは?結納金も含まれる婚約のしるし
結納品とは、婚約の証しとして両家で取り交わす品々のことです。ゼクシィは、結納品には結納金も含まれると説明しています。
結納は、婚約が成り立ったしるしに、両家が金銭や品物を取り交わすことです(デジタル大辞泉)。
その時に贈る品物の一式を、結納品と呼びます。「結納道具」「結納飾り」と呼ぶ人もいますよね。
『結納品と結納金って別のものじゃないの?』と思う方も多いはずです。実は、結納金は結納品の一つとして、ほかの品と一緒に台にのせて贈るものなんです。
結納品は時代とともに変わってきた
百科事典マイペディアによると、結納の品物は、婿が嫁の家に持参する酒肴から、次第に嫁の衣装や装身具が主になり、近年では金銭に目録を添える形が多いとされています。
今の結納品に、するめや昆布、かつお節といった食べ物の名前が残っているのは、この酒肴の名残なんですね。
| 時代の流れ | 贈られていた物 |
|---|---|
| 古い形 | 両家で一緒に飲み食いするための酒と肴 |
| その後 | 花嫁の衣装や装身具 |
| 近年 | お金に目録を添えた形、縁起物の飾り |
結納そのものの意味は結納とは?意味と由来で紹介しています。
結納品を贈る側と受け取る側
結納品は、相手に姓を変えてもらう側が贈るのが基本です。ゼクシィは、女性が名字を変える場合は男性側が結納金や結納品を贈り、男性が名字を変える場合は女性側が贈ると説明しています。
受け取った側は、受け取ったしるしの「受書」を渡し、家によっては「結納返し」としてお返しの品を用意します。
結納品を「お金を包む物」「縁起物」「書類」の3グループで見る
結納品の名前を一つずつ覚えるのは大変ですよね。
ここでは、品物を役割ごとに3つのグループに分けてみました。こう見ると、ぐっと分かりやすくなりますよ。

| グループ | 関東式の品目 | 関西式の品目 | どんな役割か |
|---|---|---|---|
| お金を包む物 | 御帯料(金宝包)、家内喜多留 | 小袖料、柳樽料、松魚料 | 結納金や、酒・肴の代わりのお金を包む |
| 縁起物 | 長熨斗、末広、友白髪、子生婦、寿留女、勝男武士 | 熨斗、寿恵廣、高砂、結美和、子生婦、寿留女 | 長寿・繁栄・子宝などの願いを込めた飾り |
| 書類 | 目録 | (目録は品数に数えない) | 品名と数を書いて添える |
お金を包む物
御帯料(おんおびりょう)や小袖料(こそでりょう)は、結納金のことです。昔は帯地や着物を贈っていたことから、関東では御帯料、関西では小袖料と呼ぶとされています。
家内喜多留(やなぎだる)や柳樽料は、お酒の代わりのお金です。
昔は酒だるを贈っていましたが、今は現金を包むのが一般的だとゼクシィは説明しています。関西式の松魚料(まつうおりょう)は、肴料(食事代)にあたります。
縁起物
長熨斗(ながのし)は、あわびをのして乾かしたもので、不老長寿の縁起物とされています。末広(すえひろ)は白い扇子で、末広がりの繁栄を願うものです。
友白髪(ともしらが)は白い麻糸で、共に白髪になるまでという願いが込められています。子生婦(こんぶ)は子宝、寿留女(するめ)は末永いご縁、勝男武士(かつおぶし)は力強さを表す縁起物です。
関西式の高砂(たかさご)は老夫婦の人形、結美和(ゆびわ)は婚約指輪のことです。
それぞれの品の意味は結納品それぞれの意味で、当て字に込めた願いと一緒に詳しく紹介しています。
書類
目録(もくろく)は、結納品の品名と数を書き出したもので、納品書のようなものです。受け取った側は、受け取ったしるしとして受書(うけしょ)を渡します。
目録の書き方は結納の目録の書き方で紹介しています。
家族書・親族書も書類の仲間
書類のグループには、家族書・親族書が入ることもあります。両家の家族や親族の名前と続柄を書いたもので、昔は両家の家族・親族が結婚に同意するしるしとして用意されたとされています。
ただ、家族書・親族書は必須ではなく、最近は省くことも多いそうです。
用意する場合は、両家で有無や形式をそろえておきましょう。ゼクシィは、白木の台の一番下に親族書、家族書の順に重ね、目録や受書はその上に置くと説明しています。
結納品の9品目・7品目・5品目・3品目の数え方
一般的には9品目が正式とされますが、7品目・5品目・3品目のケースもあります。どの品数でも、割り切れない奇数にするのが決まりとされています。
『9品目もそろえるのは大変そう』と感じる方もいますよね。ゼクシィは、最近では結納金や熨斗など3品目程度に簡単にしたコンパクトな結納も増えていると紹介しています。

関東式の品目
| 品数 | 品目(ゼクシィの説明による) |
|---|---|
| 9品目 | 目録・長熨斗・御帯料・末広・友白髪・子生婦・寿留女・勝男武士・家内喜多留 |
| 7品目 | 9品目から勝男武士・家内喜多留を除く |
| 5品目 | 目録・長熨斗・御帯料・末広・友白髪 |
| 3品目 | 結納金や熨斗などに絞った形 |
関東式は、目録を品数に含めて数えます。
関西式の品目
| 品数 | 品目(ゼクシィの説明による) |
|---|---|
| 9品目 | 熨斗・寿恵廣・小袖料・柳樽料・松魚料・高砂・結美和・子生婦・寿留女 |
| 7品目 | 9品目から子生婦・寿留女を除く |
| 5品目 | 7品目から高砂・結美和を除く |
関西式は、目録を品数に含めずに数えます。
7品目・5品目で省く品は、出典やお店によって説明が違います。品名や漢字の書き方も、地域や手配したお店で変わることがあるとされています。用意する時は、結納品の専門店や売場で「関東式の5品目で」のように相談すると安心です。
品数をどう選ぶ?
品数は、両家の考えと会場の都合で選んでかまいません。
| こんな時 | 選びやすい品数 |
|---|---|
| 親が正式な形を望んでいる | 9品目 |
| 形を整えつつ、少し簡単にしたい | 7品目・5品目 |
| ホテルや料亭で手軽に行いたい | 5品目・3品目 |
| 結納金を中心に、形だけ添えたい | 3品目 |
百貨店の婚礼の案内では、「簡単に」と言われた場合でも、1台に基本5点の品がよいのではとされています。迷ったら5品目を一つの目安にしてみてください。
結納品のセットの選び方は結納セットの選び方で紹介しています。
品数を相手の家に相談する時の言い方
品数の話は、贈る側だけで決めてしまうと、受け取る側の準備とかみ合わないことがあります。受書や結納返しの品数にも関わるので、先に相談しておきましょう。
「結納品は関東式の5品目で考えているのですが、そちらの地域の習わしやご希望があれば合わせたいと思っています。いかがでしょうか」
「会場がホテルなので、結納品は3品目くらいの簡単な形にしたいと思っているんだ。向こうのご家族にも相談してみるね」
ふたりが間に立って、それぞれの親の希望を先に聞いておくと、品数はすんなり決まりやすくなりますよ。
関東式と関西式の結納品の違い
結納品は、関東式と関西式で形がかなり違います。『うちはどっち?』と気になりますよね。
- 男性側と女性側の双方が結納を交わす
- すべての品を一つの白木の台にまとめてのせる
- 目録を品数に含める
- 結納金は「御帯料」「金宝包」と呼ぶ
- 婚約指輪は結納品に含めない
- 男性側が女性側に納める(婿養子の場合は逆)
- 品を1品ずつ別の台にのせる
- 目録を品数に含めない
- 結納金は「小袖料」と呼ぶ
- 婚約指輪を「結美和」として結納品に含める
関西式では、松竹梅や鶴亀といった縁起物の水引を添えた結納品を、1つずつ白木の台にのせて飾るとゼクシィは説明しています。そのぶん、見た目も華やかになります。
どの地域でどちらが多い?
ゼクシィは、関東から北は関東式、関西や中四国、東海、北陸などは関西式と呼ばれる結納品を用いることが多いようだ、と紹介しています。
九州では、結納品に「御知家(お茶)」を加えたり、お酒や鯛を持参したりする風習があるとされています。
| 地域 | 多いとされる形 |
|---|---|
| 関東から北 | 関東式 |
| 関西・中四国・東海・北陸など | 関西式 |
| 九州 | 通常の結納品にお茶や清酒などを加えた形もある |
両家の地域が違う時は、どちらの形にそろえるかを先に話し合っておきましょう。地域ごとの違いは結納の地域の違いで詳しく紹介しています。
結納品の並べ方と飾り方
自宅なら床の間、なければ毛氈(赤い敷物)を敷いて床の間の代わりにし、白木の台のまま飾ります。洋室なら上座にテーブルを置き、毛氈や白い布を敷いて飾ります。

関東式の並べ方
関東式は、すべての品を一つの台にまとめてのせます。一般向けの解説では、右から目録、長熨斗、金包、勝男節、寿留女、子生婦、友志良賀、末廣、家内喜多留の順に並べる例が紹介されています。
並び順は地域やお店で変わることがあるので、購入したお店で並べ方の図をもらっておくと安心です。
関西式の並べ方
関西式は、1品ずつ別の台にのせます。ゼクシィは、小袖料は松飾りの下、柳樽料は竹飾りの下、松魚料は梅飾りの下に置くと説明しています。
一般向けの解説では、和室の場合は床柱に近い方から松・竹・梅の順に並べるとされています。
当日、結納品を飾る順番
ゼクシィが紹介している略式の結納の例では、女性宅で行う場合、女性側が先に結納返し(なければ受書のみ)を下座側に飾ります。
いったん下がった後で、男性側が上座側に飾ります。料亭やホテルでは、男性側が先に飾り、次に女性側の順です。
- 会場の床の間、または上座のテーブルに毛氈や白い布を敷く
- 女性宅の場合は、女性側が結納返しや受書を先に飾る
- 男性側が、結納品を白木の台のまま上座側に飾る
- 飾り付けの間は、会話を控えて静かに行う
- 全員がそろったら、男性側から入場して着席する
『飾っている間は話しちゃいけないの?』と驚く方もいますよね。ゼクシィは、飾り付け中は会話を控えると説明しています。
結納が終わった後の飾り方や飾る期間は結納品の飾り方と飾る期間で紹介しています。
結納品と結納金、金額や用意の仕方
『結納品の金額って、どのくらいかかるの?』と気になる方も多いですよね。
結納品の金額は、品数や地域、お店によって変わります。調査の平均額は結納の費用の記事にまとめているので、品数を決めてから見積もりを取るのがおすすめです。
結納品の金額の調査は、ゼクシィ結婚トレンド調査で公表されています。具体的な数字は結納の費用はどれくらい?で、会場や食事の費用と一緒に紹介しています。
結納金と結納品の組み合わせ方
結納は、結納金と結納品の両方をそろえる形だけではありません。
| 組み合わせ | どんな形か |
|---|---|
| 結納金と結納品の両方 | 結納金を結納品の一つとして、ほかの品と一緒に贈る |
| 結納金のみ | 結納品は省き、のし袋に包んだ結納金を白木の台などにのせて贈る |
| 結納品のみ | 結納金は贈らず、縁起物の結納品だけを贈る |
| 婚約記念品だけ | 婚約指輪などの記念品を、結納品の代わりに取り交わす |
ゼクシィは、結納金なしの結納の例として「結納品と婚約記念品だけ」「結納品だけ」「婚約記念品だけ」を交わす形を紹介しています。
結納返しの品も結納品の形で贈ることがある
受け取った側が、結納品の形でお返しをする家もあります。ゼクシィは、関東式の結納返しの品目の例として、目録・熨斗・末広・御袴料・家内喜多留・友白髪・寿留女・子生婦・勝男武士を挙げています。
関西式の例は、熨斗・末広・御袴料・酒料・肴料です。御袴料(おんはかまりょう)は、女性側から男性側へ贈るお金の呼び名です。
| 形 | 結納返しの品目の例 |
|---|---|
| 関東式 | 目録・熨斗・末広・御袴料・家内喜多留・友白髪・寿留女・子生婦・勝男武士 |
| 関西式 | 熨斗・末広・御袴料・酒料・肴料 |
ゼクシィは、頂いた結納品よりも豪華にならないようにするのがマナーとしています。京都では、女性側は控えめな袴飾りを用意してお返しするケースが多い、と百貨店の婚礼の案内で紹介されています。
結納品はどこで用意する?
結納品は、百貨店の結納品売場や結納品の専門店で用意するほか、結納プランがある会場では、結納品がプランにセットになっていることもあります。
- 関東式と関西式のどちらにするか
- 何品目にするか
- 目録・受書を誰が用意するか
- 結納返しの品を用意するか
- 会場の結納プランに結納品が含まれているか
受書は本来、受け取る側が用意するものですが、品目を書く必要があるため、最近は贈る側が一緒に用意することも少なくないとされています。
買う場所の違いは結納品はどこで買う?で紹介しています。
両家で関東式と関西式の考えが違ったまま結納品を買ってしまい、当日に「うちの地域と違う」となることがあります。品数と形は、注文する前に両家でそろえておきましょう。
知恵袋でよくある相談:結納品と結納金
Yahoo!知恵袋には、結納品と結納金についての相談がたくさん寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選び、要点をまとめて答えますね。
相手の親から「結納金のみにしたい(結納品なし)」と言われ、結納金をいつ渡せばいいか分からない、という相談です。
結納品なしで結納金だけを渡す場合は、両家がそろった席の最初に渡すのが自然です。直前まで風呂敷に包んでおき、白木の台や切手盆に移してから相手に差し出します。
口上は「本日は私共からの気持ちとして心ばかりの印を持参いたしました。幾久しくお受けください」のような言い方が紹介されています。
渡し方は結納金の渡し方で詳しく紹介しています。
昔ながらの風習と思っているが、今も結婚前に結納金や結納品を渡している人はいるのか、という相談です。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納をせず両家の顔合わせだけを行った人が大半でした。ただ、結納をした人の中では、結納金や結納品があった人が多くを占めています。
結納をするかどうかは家ごとの考えで決まるので、どちらを選んでも大丈夫です。今の結納事情は最近の結納事情で紹介しています。
相手の家から「結納品は邪魔になるからいらない」と言われ、どうすればいいか迷っている、という相談です。
結論から言うと、相手の家が結納品を望まないなら、無理に用意しなくて大丈夫です。結納金だけを贈る、婚約記念品を取り交わすなど、ほかの形もあります。
『本当に何もなしでいいの?』と気になる時は、ふたりが間に立って、相手の家がどんな形なら気持ちよく受け取れるかを聞いてみてください。
結納の形が決まったら次の準備へ
結納品の形がまとまって、結納の日取りが決まると、ひと安心ですよね。結納や顔合わせの日取りが決まったら、結婚式の式場探しも並行して始める人が多いです。
結納品の飾りを式の日まで飾っておく家もあるので、式の時期を早めに決めておくと、飾る期間の目安も立てやすくなります。
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よくある質問
結納品とは何ですか?
婚約の証しとして両家で取り交わす品々のことです。ゼクシィは、結納品には結納金も含まれると説明しています。
結納品の9品目には何がありますか?
関東式では、目録・長熨斗・御帯料・末広・友白髪・子生婦・寿留女・勝男武士・家内喜多留の9品目が紹介されています。関西式は品目と数え方が違います。
結納品は何品目にすればいいですか?
正式は9品目とされますが、7品目・5品目・3品目でもかまいません。割り切れない奇数にするのが決まりとされています。
結納品の並べ方は?
関東式はすべての品を一つの台にまとめてのせ、関西式は1品ずつ別の台にのせます。並び順は地域やお店で違うので、購入先で確かめましょう。
結納品なしで結納金だけでもいいですか?
大丈夫です。結納金だけを白木の台などにのせて贈る形もあります。両家で話し合って決めましょう。
まとめ
- 結納品は婚約のしるしに取り交わす品々で、結納金も含まれる
- お金を包む物・縁起物・書類の3グループで見ると分かりやすい
- 正式は9品目。7品目・5品目・3品目など奇数で簡単にしてもよい
- 関東式は一つの台にまとめ、関西式は1品ずつ別の台にのせる
- 品数と形は、注文する前に両家でそろえておく





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