結納品の飾り方と飾る期間|飾る場所と片付けの時期

結納品の飾り方と飾る期間を紹介する記事のアイキャッチ。床の間に飾られた結納品

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結納品を受け取ることになって、『どこにどう飾ればいいの?いつまで飾っておくもの?』と気になっていませんか。床の間がない家だと、なおさら迷いますよね。

結論から言うと、結納の飾りは床の間か、毛氈(もうせん)を敷いた場所に白木の台のまま飾り、挙式まで自宅に飾っておくのが一般的です。床の間がなくても、テーブルに毛氈や白い布を敷けば大丈夫です。

この記事では、飾る場所・飾る期間・片付けまでを時系列で追いながら、部屋が狭い時の工夫もお伝えしますね。

目次

結納の飾りはどこに飾る?

先に結論

和室なら床の間、床の間がなければ毛氈を敷いて床の間の代わりにし、白木の台のまま飾ります。洋室なら、上座にテーブルを置いて毛氈や白い布を敷きます。

ゼクシィの説明では、自宅で結納品を飾る時は床の間に、床の間がなければ毛氈を敷いて床の間代わりにします。毛氈とは、床に敷く厚手の敷物のことです。

『うちはマンションで和室もない…』という方も多いはずです。洋室なら、上座にテーブルを置き、毛氈や白い布を敷いて飾れば大丈夫ですよ。

部屋飾る場所敷くもの
床の間のある和室床の間そのまま
床の間のない和室部屋の上座毛氈
洋室上座に置いたテーブル毛氈や白い布

上座とは、出入口から遠い席のことです。床の間がある和室では、床の間に近い席が上座になります。

白木の台のまま飾る

結納品は、受け取った時の白木の台にのせたまま飾ります。台から下ろしてばらばらに並べる必要はありません。

結納品そのものの意味は結納品とは?で紹介しています。

飾る前に用意しておくもの

結納品を受け取る側は、当日までに飾る場所を整えておきます。前の日にあわてないよう、確かめておきたいことをまとめました。

飾る場所の準備
  • 床の間か、上座に置くテーブルを決めておく
  • 毛氈や白い布を用意しておく
  • 台の大きさを贈る側に聞いて、置けるか確かめる
  • 床の間にある掛け軸や置物を片付けるか決めておく

例えば、贈る側に「結納品の台はどのくらいの大きさですか」と聞いておくと、置く場所を決めやすくなりますよ。

結納当日の飾り方と順番

ここでの結論

結納の当日は、儀式の前に結納品を飾ります。女性宅で行う時は女性側が先に飾り、ホテルや料亭では男性側が先に飾ります。

ゼクシィで紹介されている関東式・略式の例では、当日の飾り付けはこんな順番です。地域や家によって違うので、目安として見てくださいね。

女性宅で行う時の飾る順番(関東式・略式の一例)
  1. 女性側が先に、結納返し(なければ受書のみ)を下座(向かって左側)に飾る
  2. 女性側はいったん部屋を出る
  3. 男性側が、結納品を上座(向かって右側)に飾る
  4. 両家がそろって入場し、男性側が上座に着く

ホテルや料亭で行う時は、男性側が先に飾り、その後で女性側が飾る順番になります。

ここで覚えておきたいのは、飾り付けの間は会話を控えることです。『あいさつくらいはした方が…』と思いがちですが、飾り終えてから改めてあいさつをする流れなんです。

当日の流れ全体は結納の流れとやり方で詳しく説明しています。

ホテルや料亭で結納をする時

ホテルや料亭で結納をする時は、会場の部屋に結納品を飾ります。結納プランがある会場では、会場の設営まで任せられることもあります。

その場合も、結納が終わったら結納品は受け取った側が持ち帰り、自宅に飾ります。『持ち帰るのを忘れてた!』とならないよう、帰りの車や運ぶ人も決めておくと安心ですよ。

結納返しの飾りはどこに置く?

結納返しをする時は、女性側の結納返しを下座に、男性側の結納品を上座に飾ります。結納返しがなければ、女性側は受書だけを置いておきます。

京都では、男性側が結納飾りを用意し、女性側は控えめな袴飾りでお返しするケースが多い、と紹介している百貨店もあります。結納返しの飾りの形は地域で違うので、相手の地域の形を確かめておきましょう。

結納返しを受け取った男性側も、自宅に持ち帰って飾る場合は、置く場所と敷物を用意しておくと安心ですよ。

関東式と関西式の並べ方の違い

ここでの結論

関東式はすべての結納品を白木の台1つにまとめて飾り、関西式は1品ずつ別の台にのせて並べます。関西式の方が場所を取ります。

結納品の飾り方は、関東式と関西式で大きく違います。ゼクシィの説明をもとに、比べてみました。

関東式は台1つにまとめ、関西式は1品ずつ台に載せる、結納品の飾り方の違いを示した図解
関東式関西式
台の数すべてを白木の台1つにまとめる1品ずつ別の台に載せる
飾りの特徴品物を台の上に並べる松竹梅・鶴亀などの水引を添える
場所比較的コンパクト品目の数だけ場所が必要
婚約指輪結納品に含めない結美和として結納品に含める

関東式の並びは、一般向けの解説では右から目録、長熨斗、金包、勝男節、寿留女、子生婦、友志良賀、末廣、家内喜多留とする例が紹介されています。

関西式は、和室の場合、床柱に近い方から松、竹、梅の順番で並べるとされています。どちらも、お店や地域で並べ方が違うことがあるので、買ったお店の説明に合わせてくださいね。

結納品の指輪飾りは?

関西式では、婚約指輪を「結美和(ゆびわ)」として結納品に含め、目録にも書き入れます。結納品の指輪飾りとして、ほかの品と一緒に台に載せて飾る形になります。

関東式では、婚約指輪は結納品に含めません。婚約記念品として、結納の後にお披露目することが多いんです。

『指輪を結納品と一緒に飾っておくのは心配…』という方もいますよね。飾る期間の間、指輪だけはケースに入れて別にしまっておく、という扱いでもかまいません。婚約指輪と結納の関係は結納と婚約指輪の関係で紹介しています。

地域ごとの違いは結納の地域の違いで紹介しています。

結納品はいつまで飾る?飾る期間と片付けの時期

ここからは、結納の後の飾る期間と片付けを、時系列で見ていきます。

ここでの結論

結納品は挙式まで自宅に飾っておくのが一般的です。挙式の後は、羽子板などに仕立てて飾る人や、神社などでお焚き上げをお願いする人が多くなっています。

ある百貨店の婚礼FAQでは、結納品は挙式まで自宅に飾ると説明しています。以前は、挙式の後のお正月に飾ることもあったそうです。

結納の当日から挙式、挙式の後の片付けまで、結納品を飾る期間を時系列で示した図解
時期すること
結納の当日儀式の前に飾り付け、儀式の間も飾っておく
結納の後から挙式まで受け取った側の自宅に飾る
挙式の後羽子板などに仕立てる、お焚き上げをお願いする、保管するなどを決める

『結納から挙式まで1年近くあるけれど、ずっと出しておくの?』と気になる方もいますよね。ほこりや日焼けが気になる時は、いったん箱にしまって挙式前にまた飾る家もあります。家の事情に合わせて、家族で話して決めてみてください。

挙式の後の片付け方

挙式が終わったら、結納品をどうするか決めます。最近では、水引飾りを羽子板に仕立てて部屋に飾る人や、神社などでお焚き上げをお願いする人が多くなっているそうです。

片付ける前に確かめること
  • 羽子板などに仕立てるなら、受けてくれるお店を探す
  • お焚き上げをお願いするなら、受け付けているか神社に聞く
  • しばらく保管するなら、湿気の少ない場所を選ぶ
  • 家族に、残しておきたい品がないか聞いておく

お焚き上げを受け付けるかどうかは、神社ごとに違います。持っていく前に、電話などで問い合わせておきましょう。

例えば、「結婚の結納品のお焚き上げはお願いできますか」と聞けば、受け付けているかどうかと、持っていく日を教えてもらえますよ。

以前は、挙式の後のお正月に結納品を飾ることもあったそうです。『せっかくだから、もう一度飾りたい』という場合は、お正月まで大切にしまっておく方法もありますね。

処分の方法は結納品の処分の仕方で詳しく紹介しています。

部屋が狭い時の飾り方の工夫

床の間がない、飾るスペースが少ない、という家も多いですよね。そんな時の工夫をまとめました。

狭い部屋でも飾りやすい工夫
  • 洋室のテーブルに毛氈や白い布を敷く
  • 台1つにまとまる関東式なら場所を取りにくい
  • 品目数の少ない略式のセットにする
  • 結納の後はいったんしまい、挙式前に飾り直す
避けたいこと
  • 床に直接置いてしまう
  • 人がよく通る場所に置いてぶつけてしまう
  • 日の当たる窓際に長く置く
  • 台から品を外してばらばらに置く

例えば、リビングのサイドボードの上に白い布を敷き、その上に台ごと置くという方法もあります。家族がよく集まる部屋に飾れば、来客にも見てもらいやすいですね。

床の間ほど広くなくても、きちんと敷物を敷いて台のまま置けば、気持ちのこもった飾りになりますよ。

『関西式で台がたくさんあって置ききれない…』という時は、結納の当日だけすべて並べ、その後は一部をしまっておく家もあります。どうするかは家族で話して決めてみてください。

よくある失敗

飾る場所を決めないまま結納の日を迎え、当日あわてて場所を空けることがあります。台の大きさを事前に聞いておき、置く場所と敷物を前の日までに用意しておきましょう。

知恵袋でよくある結納の飾りの相談

Yahoo!知恵袋に寄せられた、結納の飾りについての相談から3つ選んで答えますね。

相談1:床の間に生花を飾らないといけない?

結納の時に、玄関と床の間に花を飾らなければならないと聞いた。どう用意すればいいか、という相談です。

結納の席に生花を飾るかどうかは、地域や家の考え方で違います。決まった形があるわけではないので、相手の家や、結納品を買ったお店に聞いてみてください。飾る場合も、主役は結納品なので、床の間の結納品の邪魔にならない位置に置くと落ち着きますよ。

相談2:結納品はどのくらいの期間飾ればいい?

自宅で結納をして1か月ほどたつけれど、いつまで飾っておけばいいのか、という相談です。

結納品は、挙式まで自宅に飾っておくのが一般的です。ずっと出しておくのが難しい時は、いったん箱にしまい、挙式前にまた飾る形でもかまいません。

相談3:おじいさんとおばあさんの人形はどう飾る?

結納飾りで、共白髪のおじいさんとおばあさんの人形をいただいた。どう扱えばいいか、という相談です。

老夫婦の人形は、関西式の結納品「高砂(たかさご)」のことが多いです。夫婦愛と長寿の願いが込められた縁起物で、ほかの結納品と一緒に挙式まで飾っておけば大丈夫ですよ。

挙式の後の扱いに迷ったら、結納の高砂人形・羽子板の意味もあわせて読んでみてください。

飾り付けが済んだら式場探しも

結納品を飾ると、結婚がぐっと現実味を帯びてきますよね。結納や顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いんです。

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よくある質問

結納品はどこに飾ればいいですか?

和室なら床の間、床の間がなければ毛氈を敷いて代わりにします。洋室なら上座にテーブルを置き、毛氈や白い布を敷いて飾ります。

結納品はいつまで飾りますか?

挙式まで自宅に飾っておくのが一般的です。挙式の後は、羽子板などに仕立てたり、神社でお焚き上げをお願いしたりする方法があります。

結納返しの飾りはどこに置きますか?

関東式・略式の例では、結納返しは下座(向かって左側)、男性側の結納品は上座(向かって右側)に飾ります。

床の間がない家でも結納品を飾れますか?

飾れます。和室なら毛氈を敷いて床の間の代わりにし、洋室ならテーブルに毛氈や白い布を敷いて、台のまま飾りましょう。

結納品の飾りは台から下ろしてもいいですか?

白木の台にのせたまま飾るのが一般的です。台ごと飾れば、並べ方を崩さずに済みます。

まとめ

この記事の要点
  • 結納の飾りは、床の間か毛氈を敷いた場所に白木の台のまま飾る
  • 洋室なら、上座のテーブルに毛氈や白い布を敷けばよい
  • 当日は、女性宅なら女性側が先、ホテルや料亭なら男性側が先に飾る
  • 関東式は台1つ、関西式は1品ずつ台に載せるので場所を取る
  • 結納品は挙式まで飾り、その後は羽子板に仕立てる・お焚き上げなどの方法がある
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

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