結納から結婚式までの準備スケジュール|やることを順番に

結納から結婚式までの準備スケジュールを紹介する記事のアイキャッチ。床の間の結納品と座卓の手帳

当サイトの記事は編集部が公的機関の情報や辞書、公表されている調査などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に結婚式場探し・指輪探しのサービスへの案内(広告)を含みます。

婚約が決まって、『結納と結婚式、何から手をつければいいの?』と手帳を前に止まっていませんか。やることが多いのに、順番がはっきりしないと不安になりますよね。

結論から言うと、結納や顔合わせから結婚式までは、「挨拶と指輪、結納・顔合わせと式場探し、衣裳とゲスト、打ち合わせ」の順に進めるとスムーズです。結納と式場探しは並行して進める人が多いんです。

この記事では、結納を起点に結婚式までのやることを月ごとの表にしました。結納と結婚式の違いも最初に押さえておきましょう。

目次

結納と結婚式の違いは?まず役割を知っておこう

先に結論

結納は「婚約のしるし」を両家で交わす儀式で、結婚式は結婚を誓い、周りにお披露目する場です。結納は結婚式の前に済ませるもので、結納をしない家は顔合わせ食事会で代わりにすることが多いです。

結納は、辞書(デジタル大辞泉)で「婚約成立のしるしに、両当事者かその親が金銭または品物を取り交わすこと」と説明されています。つまり、結婚が決まった段階で行う「婚約の区切り」なんです。

一方の結婚式は、ふたりが結婚を誓い、家族や友人にお披露目する場です。結納と結婚式の違いを、表で比べてみますね。

比べること結納結婚式
どんな場か婚約のしるしを両家で交わす結婚を誓い、お披露目する
時期結婚式より前準備の最後
出る人本人と両家の親が中心家族・親族・友人・職場の人など
主役両家(家と家のつながり)ふたり
しない場合顔合わせ食事会で代わりにする家が多い写真だけ残す、食事会にするなど
結納と結婚式の違いを、場の目的・時期・出る人の3点で比べた図解

結納と結婚の違いも整理しておこう

『結納と結婚って、何が違うの?』と思う方もいるはずです。結納は婚約の段階の儀式で、結婚(婚姻)は婚姻届を出して夫婦になることを指します。

辞書(日本大百科全書)では、結納を「婚姻に先だって」贈られる金品とその儀礼だとしています。もともとは入籍より前に行うものだったんですね。

ただ、今は入籍の時期は「ふたりのタイミングで」と考える人が多く、結納の後でも前でも大丈夫です。結納そのものの意味は結納とは?意味と由来で詳しく紹介しています。

今は結納より顔合わせが中心

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、両家の顔合わせだけをした人が85.6%、結納をした人(両方を含む)は7.0%でした。結婚式までの準備は、顔合わせ食事会を起点に考える家が多いということです。

この記事の表は、結納でも顔合わせでも同じように使えます。どちらにするか迷っている時は、結納と顔合わせの違いから読んでみてください。

結納から結婚式までの準備スケジュール表

ここでの結論

結婚式の1年ほど前から、指輪・挨拶・結納や顔合わせ・式場探しが重なります。式場が決まったら、衣裳・結婚指輪・ゲスト決め・打ち合わせへ進む流れです。

ゼクシィの結婚準備ガイドと、ゼクシィ結婚トレンド調査2024の時期の数字をもとに、この記事独自のスケジュール表を作りました。結納・顔合わせを真ん中に置いて、前後にやることを並べています。

挙式の何カ月前か(目安)やること結納・顔合わせとの関係
結婚が決まったらすぐ両家の親への挨拶挨拶の席で結納をするか話が出ることも
約14〜12カ月前婚約指輪を探して決める結納や顔合わせでお披露目することが多い
約12〜6カ月前結婚式の会場探し結納・顔合わせと並行して進める
約10〜5カ月前結納・両家顔合わせ食事会ここが準備の折り返し地点
約6〜2カ月前衣裳選び式場が決まってから
約6〜3カ月前結婚指輪の購入、ゲスト決め招待する人を両家で確かめる
約3カ月前から会場との打ち合わせ結納は済ませておきたい時期
ふたりのタイミング婚姻届の提出(入籍)結納の前でも後でもよい
結納・顔合わせを起点に、挨拶・婚約指輪・式場探し・衣裳・打ち合わせ・入籍までを順番に並べた準備スケジュールの図解

表の時期は、出典によって幅があります。例えばゼクシィの準備ガイドでは、顔合わせ・結納は挙式の5〜8カ月前が目安とされています。

一方、トレンド調査(全国推計値)の平均では、結納は挙式の10.0カ月前、顔合わせは9.5カ月前でした。実際には、ガイドの目安より早めに済ませている人も多いんです。

1年前に始める場合と半年前に始める場合

『もう式まで半年しかない…』という方も、慌てなくて大丈夫です。準備の期間で、重なり方が変わるだけなんです!

準備を始める時期進め方のコツ
挙式の1年以上前指輪・挨拶・結納を順番に、式場探しはゆっくり比べられる
挙式の半年ほど前結納や顔合わせと式場探しを同じ月に進め、衣裳選びも早めに始める
挙式の日がすでに決まっている日付から逆算し、結納や顔合わせを3カ月前までに済ませる

結納の時期そのものについては、結納はいつする?プロポーズから結婚式までの時期と順番で詳しく紹介しています。

スケジュールを作る時のコツ

月ごとの表は、ふたりのスマホで同じものを見られるようにしておくと便利です。両家の親にも、要点だけ共有しておきましょう。

スケジュールを作る前に決めておくこと
  • 結婚式を挙げたい季節や月のおおよその希望
  • 結納にするか、顔合わせ食事会にするか
  • 両家の親がそろいやすい曜日や時期
  • 入籍の日を先に決めたいかどうか

結納にするか顔合わせにするかで、準備はこう変わる

結納をする場合は、顔合わせだけの場合より準備することが少し増えます。結納品や結納金、目録をそろえる時間を見ておきましょう。

準備すること結納をする場合顔合わせ食事会だけの場合
会場料亭やホテルの個室、自宅など料亭やレストランの個室が多い
用意する物結納品・結納金・目録・受書など手土産、婚約記念品など
当日の進行口上と結納品の受け渡しがある決まった流れはなく、挨拶と会食が中心
準備にかける時間結納品をそろえる期間を見ておく会場の予約と連絡が中心

『結納品って、いつまでに買えばいいの?』と気になりますよね。結納をする場合の準備の順番は、結納の準備|するものリストと段取りで2か月前からの流れにしています。

どちらの形でも、結婚式の準備の進め方は大きく変わりません。両家で集まる日が決まれば、そこを目印にして前後の予定を組めば大丈夫です。

結納・顔合わせの前にやること:挨拶と婚約指輪

ここでの結論

結納や顔合わせの前に済ませたいのは、両家の親への挨拶と婚約指輪の準備です。挨拶は早めに、指輪は結納や顔合わせのお披露目に間に合うように進めましょう。

ゼクシィの準備ガイドでは、親への挨拶は「できるだけ早く済ませておきましょう」とされています。結納をするかどうかの話も、この挨拶のあとに出てくることが多いです。

親への挨拶で結納の話を切り出す

挨拶の席では、結婚の報告に加えて「結納はどうするか」を聞いておくと、その後の準備が進めやすくなります。例えば、こんな聞き方があります。

「結婚式は来年の秋ごろを考えています。その前に両家で集まる場を作りたいのですが、結納と顔合わせの食事会、どちらがいいか相談させてください」

親の考えが分かれば、両家の話し合いもしやすくなりますよ。結納をするかどうかの決め方は結納をするかしないか誰が決める?にまとめています。

婚約指輪は結納や顔合わせでお披露目することが多い

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、婚約記念品があった人は71.8%で、そのうち指輪(エンゲージリング)が84.2%でした。婚約指輪を検討し始めるのは平均で挙式の14.3カ月前、決めるのは12.8カ月前です。

同じ調査で、婚約指輪にかかった金額の平均は39.0万円でした。金額は家計や好みで決めればよく、平均どおりにする必要はありません。

結納品に指輪を入れるかどうかは地域で違い、関西式では「結美和(ゆびわ)」として目録に入れることもあります。詳しくは結納と婚約指輪の関係で紹介しています。

婚約記念品のお返し

同じ調査で、婚約記念品の返礼品を贈った人は44.3%でした。品物は腕時計が29.4%で最も多く、費用の平均は14.0万円です。お返しをするかどうかも、両家やふたりで決めて大丈夫です。

『指輪選びまで手が回らない…』と感じたら、プロの手を借りるのも一つの方法です。結納や顔合わせの日取りが決まったら、お披露目に間に合うように指輪探しも並行して進めておきましょう。

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結納・顔合わせの席で話しておきたい結婚式のこと

ここでの結論

結納や顔合わせは、両家の親が一度にそろう貴重な場です。結婚式の時期・規模・費用の分け方の希望を、この席で軽く聞いておくと後の準備が楽になります。

結納や顔合わせの席は、両家の親がそろって話せる数少ない機会なんです。式場が決まる前に希望を聞いておくと、あとで「聞いていない」という行き違いを防げます。

話しておきたいこと聞き方の例なぜ今聞くか
結婚式の時期「来年の春ごろを考えているのですが、ご都合の悪い時期はありますか」親の仕事や行事と重ならないように
式の規模「親族中心の式にしたいと思っています」招待する親族の範囲が両家で違うことがある
式を挙げる場所「両家の中間あたりで探そうと思っています」遠方の親族の移動を考えるため
費用の分け方「費用はふたりで話して、またご相談させてください」結納金や援助の考え方が家で違うため
衣裳の希望「和装も考えています」親が着てほしい衣裳がある場合も

結納金と結婚式の費用の関係

結納金は、今は結婚準備や新生活に使うことが多いとされています。結納金を結婚式の費用に充てるかどうかは、受け取った家の考え方によるので、ふたりから両家に確かめておくと安心です。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納金の平均は95.2万円でした。結納金がない場合に式の費用をどう分けるかは、結納金と結婚式費用の考え方で紹介しています。

よくある行き違い

結納の席で、親同士が式の費用や規模を細かく決めてしまうことがあります。ふたりの希望とずれると、あとで言い出しにくくなりますよ。その場では「ふたりで考えて改めて相談します」と持ち帰っても大丈夫です。

当日の流れも事前に共有しておく

結納の当日に何をするかは、結納の流れとやり方で順番に紹介しています。式の話をするなら、儀式のあとの会食の時間がちょうどいいタイミングです。

結納のあとに進める結婚式の準備

ここでの結論

結納や顔合わせが済んだら、式場を決め、衣裳・結婚指輪・ゲスト決め・打ち合わせへと進みます。式場探しは、結納の前から並行して始めておくと余裕が生まれます。

『結納が終わったら、あとは式の準備だけ?』と思いますよね。実は、ここからが結婚式の準備の本番なんです!

結納のあとにやることの順番
  1. 結婚式の会場を決める:見学やブライダルフェアで比べる
  2. 結納のお礼を両家に伝える:当日か翌日に電話やメッセージで
  3. 衣裳を選ぶ:会場が決まってから探し始める
  4. 結婚指輪を買う:挙式の3〜6カ月前が目安
  5. ゲストを決める:両家の親族の範囲を確かめる
  6. 会場と打ち合わせる:約3カ月前から本格的に

式場探しは結納と並行して

ゼクシィの準備ガイドでは、結婚式の会場探しは挙式の約6〜12カ月前が目安とされ、ブライダルフェアへの参加も勧められています。結納や顔合わせの時期と重なるので、並行して進める人が多いんです。

式場探しの進め方は、結納・顔合わせの後に始める結婚式場探しで、比べ方と相談先を紹介しています。

結納のお礼と結納品の扱い

結納が済んだら、当日か翌日に両家へお礼を伝えておきましょう。「昨日はありがとうございました。おかげさまで無事に結納を終えられました」と短く伝えれば十分です。

結納品は、挙式まで自宅に飾っておくことが多いとされています。結納のあとにすることは結納の後にすることにまとめています。

入籍のタイミング

婚姻届の提出は、ゼクシィの準備ガイドでも「ふたりのタイミングで」とされています。結納のあと、式の前に入籍する人もいれば、式の日に合わせる人もいます。

ただ、入籍の日を決めたら両家の親にも早めに伝えておきましょう。『いつの間にか入籍していた』となると、親が寂しく感じることもあります。

両家がそろう結納や顔合わせで式の希望を聞けたら、そのまま式場探しに進むのがおすすめです。何から見ればいいか迷った時は、プロに相談しながら候補を絞る方法もあります。

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結納と結婚式でよくある相談

ここでの結論

相談で多いのは「結納や式をしない時の進め方」と「費用の目安」です。どちらも決まった正解はなく、両家が納得できる形を選べば大丈夫です。

知恵袋に寄せられている相談から、よく見かけるものを要約して答えてみますね。

相談1:結婚式も結納もせず入籍した。あとから顔合わせをしてもいい?

「事情があって結婚式も結納もしないまま入籍した。そのあとで両家の顔合わせをするのはおかしい?」という相談です。

結論から言うと、入籍後に顔合わせをしても問題ありません。顔合わせ食事会は親睦が目的で、決まった流れや儀式性は特にないとされています。

入籍の報告と、これからよろしくお願いしますという挨拶の場にすれば、気持ちよく過ごせますよ。進め方は両家顔合わせ食事会とは?が参考になります。

相談2:結納と結婚式の費用は平均でどのくらい?

「結納と結婚式の費用はだいたいどのくらいかかる?親からの援助はどう考える?」という相談です。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、食事を含めた結納式の費用の平均は43.9万円でした。ただ回答数が少なく、最も多かったのは5万〜10万円未満(25.5%)です。

両家の顔合わせの費用は、食事を含めて平均8.3万円でした。結納の費用の内訳は結納の費用はどれくらい?で紹介しています。

親からの援助は、家ごとに考え方が大きく違います。『親が出すもの』と考える家もあれば、ふたりで出す家もあるので、早めに話しておきましょう。

相談3:結納も式もせず顔合わせだけ。手土産のほかに品物は贈る?

「結納も結婚式もしないで、両家の顔合わせの食事会だけをする。菓子折りのほかに、相手の両親や兄弟へ品物を贈るもの?」という相談です。

顔合わせでは、手土産を用意する家が多いとされています。ゼクシィでは、地元の名産品が適切で、目安は3,000〜5,000円と紹介されています。

それ以外の品物は、用意しなくても失礼にはなりません。婚約記念品の交換をする家もあるので、ふたりで話して決めてみてください。

手土産の選び方は結納・顔合わせの手土産にまとめています。

迷った時の考え方

結納も結婚式も、しない選択をする人は珍しくありません。大事なのは、両家の親が「知らなかった」とならないよう、決めたことを早めに伝えておくことです。

よくある質問

結納と結婚式の違いは何ですか?

結納は婚約のしるしを両家で交わす儀式で、結婚式は結婚を誓い、周りにお披露目する場です。結納は結婚式より前に行い、本人と両家の親が中心になります。

結納から結婚式までは、どのくらい期間をあけますか?

ゼクシィの準備ガイドでは、顔合わせ・結納は挙式の5〜8カ月前が目安とされています。調査の平均では結納は挙式の10.0カ月前でした。式場が決まっていれば、そこから逆算して決めましょう。

結納と式場探しはどちらが先ですか?

決まった順番はなく、並行して進める人が多いです。式場の見学を先に始めておくと、結納や顔合わせの席で式の希望を具体的に話せます。

結納をしないで結婚式だけ挙げてもいいですか?

大丈夫です。今は結納の代わりに顔合わせ食事会をする家が多く、結納をしない場合の進め方も両家で話して決められます。

入籍は結納の前と後、どちらがいいですか?

決まりはありません。婚姻届の提出はふたりのタイミングで決めてよく、決めたら両家の親に早めに伝えておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 結納は婚約のしるし、結婚式は結婚を誓いお披露目する場
  • 挨拶と婚約指輪、結納・顔合わせと式場探しを並行して進める
  • 式場が決まったら衣裳・結婚指輪・ゲスト決め・打ち合わせへ
  • 結納の席で、式の時期・規模・費用の分け方の希望を聞いておく
  • 入籍の時期はふたりで決め、両家に早めに伝える
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

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