結納の準備|するものリストと2か月前からの段取り

結納の準備を紹介する記事のアイキャッチ。結納品や風呂敷、金封を並べて準備する手元

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結納をすると決まったものの、『何から準備すればいいの?男性側と女性側で用意するものは違うの?』と、やることの多さに戸惑っていませんか。初めてのことばかりなので、不安になりますよね。

結論から言うと、結納の準備は最初に両家で形を決め、あとは男性側・女性側の担当ごとに用意するものを順に片付けていけば大丈夫です。結納は家や地域で形が大きく違うので、正解は一つではありません。

この記事では、結納で必要なものを担当別のリストにして、2か月前から当日までの段取りをチェックリストでお伝えしますね。

目次

結納の準備は何から?まず両家で決めること

先に結論

結納の準備は、物をそろえる前に「どんな形の結納にするか」を両家で決めるところから始まります。ここが決まると、必要なものが自然と見えてきます。

結納の準備するものは、関東式か関西式か、仲人を立てるか、どこで行うかで大きく変わります。だからこそ、最初の話し合いが一番大事なんです。

『親同士で話してもらえばいい?』と思うかもしれません。ただ、両家の間に立つのはふたりです。ふたりがそれぞれの親の考えを聞き、すり合わせていくと話が早く進みますよ。

結納の準備を、両家で決めること・男性側の準備・女性側の準備の3つに分けて示した図解
決めること選択肢の例決まると分かること
結納の形正式結納(仲人が両家を行き来)、略式結納(両家が一か所に集まる)仲人へのお願いが要るか
様式関東式(両家で取り交わす)、関西式(男性側が納める)結納品の品目と、結納返しの考え方
場所女性宅、料亭、ホテル、レストランなど会場の予約や、自宅の飾り付けが要るか
日取り両家の都合、暦を気にするかどうか予約の時期
結納金・結納返し用意するか、どのくらいの形にするか金封や桐箱、お返しの品の準備
家族書・親族書用意するか、形式をどうそろえるか書く人と用紙
食事祝い膳をどこで、誰の負担で会食の予約と支払い

ゼクシィの解説では、今は仲人を立てずに料亭やホテルなどで行う略式結納が主流とされています。結納の基本は結納とは?意味と由来、今の結納の形で紹介しています。

結納の準備は男性側と女性側どちらが仕切る?

『結納を仕切るのは男性側?女性側?』という疑問はとても多いです。ゼクシィの関東式の例では、当日の進行役は男性の父が務め、不在なら母や本人が担うとされています。

ただ、準備全体をどちらが仕切るかに決まりはありません。会場の予約は男性側、自宅での飾り付けの場所は女性側、というように、担当を分けて進める家もあります。

両家の考え方が違う時

「うちの地域では関西式」「うちは関東式で」と、両家の考え方が分かれることもあります。どちらかに合わせるか、両方の良いところを取るかは、両家で話して決めれば大丈夫です。迷ったら、結納品の店や会場に相談してみてください。

誰が出席するかも決めておく

出席者は、本人と両家の親(または親代わり)が一般的とされています。両家で人数をそろえる必要はないそうです。

『祖父母やきょうだいも呼んでいいの?』と迷ったら、片方だけ人数が多くならないよう、ふたりを通して相手の家の考えを聞いておきましょう。席順や料理の数にも関わるので、早めに決めておくと安心です。

日取りと会場は早めに押さえる

日取りは、両家の都合を一番に考えるのが基本です。お日柄を気にする人がいる場合は、大安や先勝、友引の午前中に行うのがお勧め、とゼクシィでは紹介されています。

会場を予約する時は、「結納で利用します」と伝えて個室を取りましょう。ホテルや専門式場には結納プランがあり、結納品や進行まで任せられる場合もあります。

日取りの決め方は結納の日取りの決め方で、六曜ごとに紹介しています。

結納で必要なものリスト:男性側・女性側の用意するもの

先に結論

男性側は結納品・目録・結納金を中心に、女性側は受書と、結納返しをする場合はその品を中心に用意します。家族書や手土産は、両家で用意するかどうかをそろえます。

結納で必要なものを、担当ごとに一覧にしました。関東式・略式の例なので、地域や家によって違う部分は両家で確かめてくださいね。

用意するもの担当ひと言
結納品男性側品数は9・7・5品など割り切れない奇数にする
目録男性側結納品の品名と数を書いた、納品書のようなもの
結納金男性側新札で用意し、金封や桐の箱に入れる
風呂敷・白木の台や切手盆男性側結納金を運び、差し出すために使う
婚約記念品男性側婚約指輪などをお披露目する家も多い
受書女性側結納品を受け取った証の受領書。贈る側が一緒に用意することもある
結納返し女性側行う場合のみ。品物・現金・結納品の形がある
桜湯女性側(自宅の場合)おめでたい席でお茶の代わりに出す
飾る場所・毛氈女性側(自宅の場合)床の間か、毛氈を敷いて代わりにする
家族書・親族書両家必須ではない。用意するなら形式をそろえる
手土産両家用意するかどうかを事前にそろえる

結納で男性側が用意するもの

結納の男性側の用意するものは、結納品・目録・結納金が中心です。ゼクシィの解説では、結納品には結納金も含まれるとされています。

結納金は新札で用意し、お札の人物の顔を上にして中包みに入れます。高額で金封に収まらない時は、桐の金子箱(きんすばこ)を使う方法も紹介されています。

男性側の準備の詳細は結納で男性側が用意するものでまとめています。

結納で女性側が用意するもの

結納の女性側の用意するものは、受書が中心です。受書は本来は受け取る側が用意するものですが、品目を書く必要があるため、最近は贈る側が一緒に用意することも少なくないとされています。

女性宅で結納をする場合は、結納品を飾る場所と、桜湯や祝い膳の用意も女性側の担当になります。ゼクシィでは、女性宅で行う場合の食事代は女性側が持つのが一般的とも紹介されています。

女性側の準備の詳細は結納で女性側が用意するもので紹介しています。

仲人を立てる場合に増える準備

仲人を立てる正式結納では、仲人が両家を行き来して結納品と受書をやり取りし、両家は直接会わずに結納を行います。仲人を立てるなら、早めに依頼してお願いしておくことが準備の最初になります。

略式でも仲人を立てる場合、席は下座で、会食に移る時に上座へ移っていただくのが一般的とされています。お礼の仕方も含めて、両家で相談しておきましょう。

よくある失敗

男性側が用意する結納品の品数を知らないまま、女性側が受書や結納返しを準備してしまうことがあります。受書の品名と数は目録と同じにするので、品目は早めに教えてもらいましょう。

2か月前から当日までの結納の準備チェックリスト

先に結論

結納の準備は、2か月前に形と会場を決め、1か月前に結納品や書類をそろえ、1週間前から前日に持ち物と段取りを確かめる、という流れで進めると慌てずにすみます。

ここでは、結納の2か月前から当日までを、担当つきのチェックリストにしました。あくまで一例なので、両家の事情に合わせて前後させてくださいね。

結納の2か月前・1か月前・1週間前・前日・当日に分けた準備の流れを、男性側・女性側の担当つきで示した図解
時期男性側女性側両家・ふたり
2か月前会場の候補を探す自宅で行うなら飾る場所を考える結納の形・様式・日取りを決める
1か月前結納品と目録を注文する受書と結納返しを準備する家族書の有無と形式をそろえる
1週間前結納金を新札で用意する桜湯や手土産を用意する当日の流れと口上を確認する
前日持ち物を風呂敷にまとめる自宅なら部屋を整える服装と集合時間を確かめる
当日結納品を飾る、口上を述べる受書を渡す、返礼する婚約記念品のお披露目、会食

2か月前:形と日取り、会場を決める

2か月前のチェック
  • 結納をするかどうか、どんな形にするかを両家で決めた
  • 関東式か関西式かを確かめた
  • 日取りの候補を出し、両家の都合を聞いた
  • 会場を予約した(結納プランの有無も聞いた)
  • 結納金と結納返しの考え方をすり合わせた

『結納金の話なんて、親に聞きにくい…』という方もいますよね。結納返しの準備にも関わるので、ふたりが間に立って確かめておくと、あとで困りません。

1か月前:結納品の準備と書類

1か月前のチェック
  • 結納品の品目と品数を決め、注文した
  • 目録の書き方(名前・日付)を決めた
  • 受書の用意を、どちらがするか決めた
  • 家族書・親族書を用意するなら、形式と用紙をそろえた
  • 婚約記念品を用意した
  • 結納返しの品を決めた(する場合)

1週間前から前日:持ち物と段取りの確認

1週間前から前日のチェック
  • 結納金を新札で用意し、金封か桐の箱に入れた
  • 風呂敷・白木の台や切手盆をそろえた
  • 口上を読み合わせた
  • 服装の格を両家でそろえた
  • 手土産を用意した
  • 当日の集合時間と、会場までの移動手段を確かめた

前日は、持ち物を一か所にまとめておくと安心です。結納品は大きくなりやすいので、運ぶ方法も考えておきましょう。

当日:役割を確かめて臨む

当日のチェック
  • 会場に早めに着き、結納品を飾った(料亭やホテルでは男性側から先に飾る)
  • 進行役と、口上を言う人を確かめた
  • 受書と結納返しを、渡す順に並べた
  • 婚約記念品のお披露目のタイミングを決めた
  • 会食の支払いをどちらがするか確かめた

当日は緊張して、思っていた段取りが飛んでしまうこともありますよね。役割を書いた小さなメモを、両家がそれぞれ持っておくと落ち着いて進められますよ。

結納品の準備はどう進める?

先に結論

結納品は、百貨店の結納品売場や結納専門店で用意するほか、結納プランのある会場ではプランにセットになっていることもあります。品数は、割り切れない奇数にするのが決まりとされています。

結納品の準備で迷いやすいのは、品数と品目ですよね。ゼクシィの解説では、9品目が正式とされ、7品目や5品目、3品目などのケースもあるとされています。

最近は、結納金や熨斗(のし)など3品目程度に簡略化した、コンパクトな結納も増えているそうです。

品数どんな結納に向く?
9品目正式に近い形で行いたい時
7品目・5品目略式で、ある程度の形を整えたい時
3品目程度コンパクトに行いたい時

数え方にも地域の違いがあります。関東式は目録を品数に含め、関西式は目録を品数に含めない、とゼクシィでは説明されています。

『9品目と言われたけど、目録は入るの?』と迷ったら、どちらの様式で数えているかを、注文するお店で確かめておきましょう。関東式は品物を一つの台にまとめて載せ、関西式は1品ずつ台に載せるとされているので、飾る場所の広さも変わってきます。

品名や漢字の表記は、地域や手配したお店によって違う場合があります。結納品のセットの選び方は結納セットの選び方で紹介しています。

目録と受書の書き方は購入先で相談できる

目録は、結納品の品名と数、日付、名前を書いたものです。結納金などの金額は書かず「壱封」と書くとされています。

日付は「○月吉日」が一般的です。名前は本人同士にする家が増えていますが、父親の名前や「○○家」と書く場合もあります。

結納品を扱う店や会場では、筆耕(毛筆で書いてもらうこと)を頼めることが多いとされています。『字に自信がない…』という方は、注文の時に相談してみてください。

家族書・親族書は必須ではない

家族書・親族書は、両家の家族や親族の名前と続柄を書いた書類です。必須ではなく、最近は省略することも多いとされています。用意するなら、両家で内容と形式をそろえましょう。

当日の持ち物と、口上の練習

先に結論

当日は、結納品・結納金・書類を風呂敷にまとめ、口上は事前に読み合わせておくと安心です。口上はメモを見ながらでも大丈夫とされています。

結納当日の流れは、結納品を飾る、入場して着席、始まりのあいさつ、結納品を納める、受書を渡す、結びのあいさつ、という順番です。ゼクシィの解説では、儀式自体は短い式で、その後に記念撮影や会食に移ります。

当日の流れは結納の流れとやり方で、順番に紹介しています。

口上の例を読み合わせておく

ゼクシィで紹介されている口上の例です。家族で一度読み合わせておくと、当日の緊張がぐっと和らぎますよ。

場面話す人口上の例
結納品を納める男性の父こちらは私どもからの結納品です。幾久しくお納めください
受け取る女性本人ありがとうございます。いく久しくお受けいたします
受書を渡す女性の父受書でございます。いく久しくお納めください
受書を受ける男性本人ありがとうございます。いく久しくお受けいたします

「幾久しく」は、結納で決まって使われる言葉です。丸暗記しなくても、自分の言いやすい言葉に変えて失礼にはならないとされています。

当日の朝にすること
  1. 持ち物を風呂敷ごと確かめる
  2. 結納金が新札で、金封や桐の箱に入っているか見る
  3. 口上のメモを手元に用意する
  4. 会場に早めに着き、結納品を飾る時間を取る
  5. 飾り付けの間は会話を控え、落ち着いて準備する

服装は両家で格をそろえる

服装は、両家で格をそろえておくのが基本です。相手の家が正装なのにこちらが普段着、ということにならないよう、事前に話しておきましょう。

結納の母親は、留め袖などの和服を着ることが多いとゼクシィでは紹介されています。服装の選び方は、ふたりを通して両家で確かめておくと安心です。

結納が終わったあとの準備

結納が終わったら、なるべく早めに相手の家へお礼の連絡を入れておくと気持ちよく次へ進めます。

「本日はありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします」

いただいた結納品は、挙式まで自宅に飾っておくのが一般的とされています。飾る場所も、前もって考えておくと慌てませんよ。

結納の準備でよくある相談

知恵袋には、結納の準備についての相談が多く寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:ホテルでの結納、仕切るのは男性側?女性側?

ホテルで結納をする予定で、準備や当日の段取りを仕切るのはどちらなのか、という相談です。

当日の進行役は男性の父が務めることが多いとされていますが、準備全体をどちらが仕切るかに決まりはありません。ホテルの結納プランなら、進行を会場に任せられる場合もあるので、予約の時に聞いてみてください。

相談2:男性側が女性宅に来る結納、女性側は何を準備する?

男性側が女性宅へ結納品を持ってくる形で、女性側は何を準備しておけばいいか、という相談です。

女性宅で行う場合は、受書・結納品を飾る場所(床の間か毛氈)・桜湯・祝い膳の用意が中心になります。結納返しをする場合は、男性側より先に下座に飾っておくとされています。

『家の中をどこまで整えればいいの?』と心配な方は、飾る部屋と控えの部屋、お手洗いまでを整えておけば十分ですよ。

相談3:家族書や親族書は本人と親、どちらが作る?

結納の準備で、家族書・親族書の作成などは当人同士がするのか、親がするのか、という相談です。

誰が作るかに決まりはありません。正式には奉書紙に毛筆で書きますが、パソコンで作ったり和便箋を使ったりする方法もあるとされています。両家で形式をそろえることが一番大切なので、作る前に相手の家と相談しましょう。

結納の準備と並行して進めたいこと

結納の準備をしていると、そのあとに続く結婚式の準備も気になってきますよね。

結納や顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いです。両家がそろう結納の席で式の時期や場所の希望を聞いておくと、そのあとの式場選びもスムーズに進みますよ。

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よくある質問

結納の準備は何から始めればいいですか?

まずは両家で、結納の形(正式か略式か)、関東式か関西式か、場所と日取りを決めることから始めます。形が決まると、用意するものが自然と見えてきます。

結納で女性側が用意するものは何ですか?

受書が中心で、結納返しをする場合はその品も用意します。女性宅で行う場合は、結納品を飾る場所や桜湯、祝い膳の準備も女性側が担うことが多いです。

結納で男性側が用意するものは何ですか?

結納品・目録・結納金が中心です。結納金は新札で用意し、風呂敷や白木の台・切手盆もそろえておきます。婚約記念品をお披露目する家もあります。

結納品の準備はどこでできますか?

百貨店の結納品売場や結納専門店で用意できます。結納プランのある会場では、結納品がプランにセットになっていることもあります。

結納の準備はどのくらい前から始めればいいですか?

この記事では2か月前から始める段取りを紹介しました。結納の時期そのものは家によって違うので、日取りが決まったら、そこから逆算して進めてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 結納の準備は、両家で形・様式・場所・日取りを決めるところから
  • 男性側は結納品・目録・結納金、女性側は受書と結納返しが中心
  • 家族書・親族書は必須ではなく、用意するなら両家で形式をそろえる
  • 2か月前に形と会場、1か月前に結納品と書類、1週間前から持ち物と口上
  • 結納品の品数は割り切れない奇数。購入先や会場で相談できる
  • 口上は「幾久しく」を覚えておけば、メモを見ながらでも大丈夫
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結納ドットコム 編集部

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