結納の挨拶の例文|新郎の父・新婦の父・本人の短い挨拶

結納の挨拶の例文を話す人別に紹介する記事のアイキャッチ。個室に飾られた結納品と礼服の手元

当サイトの記事は編集部が公的機関の情報や辞書、公表されている調査などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に結婚式場探し・指輪探しのサービスへの案内(広告)を含みます。

結納の当日、『挨拶を頼まれたけど、何を話せばいいんだろう』と悩んでいませんか。新郎の父や新婦の父として、相手の家に失礼のないようにしたいですよね。

結論から言うと、結納の挨拶は「お礼・喜び・これからのお願い」の3つを短く伝えれば十分です。長い話は必要ありません。

この記事では、始まり・食事前・締めのタイミングごとに、話す人別の挨拶の例文を紹介します。結納のあとのお礼状の例文もまとめました。

目次

結納の挨拶は、いつ・誰がするの?

先に結論

結納の挨拶は「始まり」「食事前」「締め」の3回が基本です。仲人を立てない略式結納では、新郎の父が進行役となり、始まりと締めを受け持つのが一般的です。

ゼクシィの説明では、仲人がいない略式結納では男性の父が進行役を務め、父がいなければ母や本人が務めるとされています。

儀式の間に述べる決まり文句は「口上」と呼ばれ、型が決まっています。一方、食事の席などでの挨拶は、自分の言葉で話してかまいません。口上の型は結納の口上の例文で紹介しています。

タイミングと話す人の早見表

誰がいつ話すのかを、表にまとめてみました。家によって変えてかまいません。

結納の挨拶を、始まり・食事前・締めの3つのタイミングと、話す人別に並べた図解
タイミング新郎の父新婦の父本人
始まり開始の挨拶(進行役)なしなし
儀式の最中納める口上受書を渡す口上受け取る時の一言
食事前乾杯の発声をすることも返礼を兼ねた一言感謝の一言
締め結びの挨拶結びへの返礼最後のお礼

『全員が何か話さないといけないの?』と思いますよね。実際には、新郎の父と新婦の父が中心で、本人は短い一言で大丈夫です。

挨拶に入れる3つの要素

どの挨拶も、次の3つを組み合わせれば形になります。言い回しの例を並べてみました。

要素新郎の父の言い方の例新婦の父の言い方の例
お礼「本日はお集まりいただき、ありがとうございます」「結構な品をありがとうございました」
喜び「息子が良いご縁をいただき、家族一同喜んでおります」「娘の晴れの日を迎えられ、うれしく思います」
これからのお願い「今後とも末永くよろしくお願いいたします」「これからどうぞよろしくお願いいたします」

この3つを順番に言うだけで、気持ちのこもった挨拶になりますよ。

新郎父・新婦の父の挨拶の例文

ここでの結論

新郎父は「ご縁へのお礼」と「これからよろしく」を、新婦の父は「迎えてもらうことへのお礼」と「末永いお付き合い」を伝えます。どちらも1分以内で収まる長さが目安です。

新郎父の挨拶(始まり)

結納の挨拶で新郎父が最初に話すのは、始まりの挨拶です。ゼクシィに載っている例はこうなっています。

新郎父の始まりの挨拶の例

「このたびは△△様と息子□□に素晴らしいご縁を頂戴いたし、誠にありがとうございます。本日はお日柄もよろしく、これより結納の儀を執り行わせていただきます」

もう少しやわらかく話したいなら、こんな言い方もあります。

「本日はお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。ささやかではありますが、これから結納を始めさせていただきます」

新郎父の挨拶(締め)

儀式の最後には、新郎父が結びの挨拶をします。

新郎父の結びの挨拶の例

「本日は誠にありがとうございました。略式ながら無事結納をお納めすることができました。今後とも末永くよろしくお願いします」

新郎父の乾杯の挨拶

儀式が終わって食事に移る時、新郎の父が乾杯の発声をする家もあります。

「無事に結納を納めることができました。両家の末永い幸せを願って、乾杯いたしましょう。乾杯」

乾杯の挨拶は、短いほど場が明るくなります。長い話は食事の間の歓談に回しましょう。

新婦の父の挨拶

結納の挨拶で、新婦の父は結びへの返礼を受け持つことが多いです。ゼクシィの例では「こちらこそどうもありがとうございました。幾久しくお付き合いのほどよろしくお願いします」と返します。

食事の始まりに一言を頼まれることもありますよね。その時は、こんな例文が使えます。

新婦の父の食事前の挨拶の例

「本日は、結構な結納の品をありがとうございました。至らない娘ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ささやかな席ですが、ごゆっくりお過ごしください」

「至らない娘ですが」は謙遜の決まった言い方です。言いにくければ「これからどうぞよろしくお願いいたします」だけでもかまいません。

知恵袋でも、新婦の父が会食の始まりの挨拶を任されて困っている、という相談がよく見られます。そんな時は、お礼と歓迎の気持ちを一言ずつ言えば十分です。

「本日はありがとうございました。今日から両家は親戚となります。どうぞ肩の力を抜いて、楽しいひとときをお過ごしください」

新郎・新婦本人の短い挨拶

ここでの結論

本人の挨拶は、両家の親へのお礼を一言伝えれば十分です。結納の挨拶で新郎が話すなら、締めの前に「これからよろしくお願いします」を添えると場がまとまります。

『自分たちも何か言うべき?』と迷うカップルは多いはずです。決まりはありませんが、一言あると親はうれしいものなんです。

場面新郎の例新婦の例
受け取った時「ありがとうございます。いく久しくお受けいたします」「ありがとうございます。いく久しくお受けいたします」
食事前「今日はありがとうございます。二人で力を合わせていきます」「今日はありがとうございます。これからよろしくお願いします」
締めの前「今日の日を忘れず、二人で温かい家庭を築いていきます」「これからも見守っていただけるとうれしいです」

忌み言葉に気をつけたい

お祝いの席では、別れを連想させる言葉を避ける考え方があります。ゼクシィの結婚式向けの説明では、「別れる」「切る」「終わる」「去る」などが例に挙がっています。

よくある言い間違い

締めの挨拶で「これで終わります」と言ってしまいがちです。「これでお開きにいたします」と言い換えると、お祝いの席にふさわしい言い方になります。

結納前の顔合わせ・結納金・結納返しの挨拶

ここでの結論

結納の前の挨拶は、初めて会う緊張をほぐすことが一番の目的です。結納金や結納返しを渡す時は、「気持ちばかりですが」と添えて短く渡します。

結納前の顔合わせの挨拶

結納の前に、両家が一度顔を合わせることもありますよね。結納前の挨拶では、まず会えたことへのお礼を伝えましょう。

結納前の顔合わせで新郎父が話す例

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。□□の父です。息子が素敵な方とご縁をいただき、家族一同喜んでおります。これからどうぞよろしくお願いいたします」

結納金を渡す時の挨拶

結納金だけを渡す時の挨拶も、ゼクシィに例があります。「本日は私共からの気持ちとして心ばかりの印を持参いたしました。幾久しくお受けください」という言い方です。

受け取る側は「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」と返します。渡し方の作法は結納金の渡し方で紹介しています。

結納返しの挨拶

結納返しを渡す時は、結納品を納める時と同じ形で大丈夫です。「こちらは私どもからの結納の品です。幾久しくお納めください」と差し出しましょう。

受け取る側は「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」と返します。後日、相手の家に結納返しを持って伺う時は、玄関で「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と一言添えると丁寧です。

結納の挨拶でよくある相談

ここでの結論

挨拶の悩みは「誰が」「どのくらい」話すかが分からないことから生まれます。前もって両家で話す人を決めておけば、当日はぐっと楽になります。

知恵袋に寄せられた相談を要約して、答えてみますね。

相談1:当人同士はどんな挨拶をすればいい?

「今週、簡単な結納をする。親は挨拶をすると思うけれど、当人同士はどんな挨拶をすればいいか」という相談です。

結論から言うと、受け取る時の一言と、締めの前の一言で十分です。上の表の言い方を、自分の言葉に直して使ってみてください。

例えば締めの前なら、「今日はありがとうございました。二人で力を合わせて、温かい家庭を築いていきます」と言うだけで、両家の親はほっとするものです。

相談2:仲人なしの略式結納で、新婦側は何を話す?

「略式で仲人なしの結納を料亭ですることになった。新婦側の挨拶はどうすればいいか」という相談です。

新婦側が話すのは、受書を渡す時の口上と、結びへの返礼が中心です。会場の方と流れを打ち合わせる時に、新婦の父がどこで話すかも確かめておくと安心ですよ。

相談3:ホテルで婚約指輪の披露だけの食事会。挨拶はどうする?

「仲人を立てず、ホテルで婚約指輪の披露などをする食事会形式。挨拶はどうすればいいか」という相談です。

食事会形式なら、決まった口上にこだわらなくて大丈夫です。ゼクシィでは、始まりの挨拶、家族紹介、乾杯、会食・歓談、締めの挨拶という流れが紹介されています。

始まりと締めは新郎の父、家族紹介は本人から、と分けると自然に進みます。進行の例は顔合わせの進行と挨拶の例文が参考になります。

結納のあとのお礼状の例文

ここでの結論

結納のあとは、数日のうちにお礼の気持ちを伝えると丁寧です。電話でもかまいませんが、手紙にすると気持ちが形に残ります。

結納のお礼状は、決まった型があるわけではありません。両家の関係に合わせて、言葉を選んでみてください。

結納のあとにお礼状を書く場面の写真。便箋と封筒、紅白の水引の飾り
結納のお礼状の例文(新婦の父から)

拝啓 先日は結構な結納の品を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで、和やかなひとときを過ごすことができました。至らない娘ではございますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。敬具

結納金へのお礼状の例文

拝啓 このたびは、ご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。二人の新しい生活のために、大切に使わせていただきます。今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。敬具

お礼状を書く時のポイント
  • 頭語「拝啓」と結語「敬具」をそろえる
  • 結納のお礼、当日の感想、これからのお願いの順に書く
  • 「別れる」「切る」などの言葉を使わない
  • 短くても、手書きで気持ちを込めて書く

新郎側から送る時は、「先日はあたたかく迎えていただき、誠にありがとうございました。これから両家ともども、末永くよろしくお願い申し上げます」のように、迎えてもらったお礼を中心にするとよいですよ。

結納のあとにすること全体は結納の後にすることで紹介しています。

次は結婚式の準備へ

お礼を伝え終えると、いよいよ結婚式の準備が本格的に始まりますよね。結納や顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いです。

ハナユメ(PR)

結納・顔合わせの次は、結婚式場探しの相談から

ハナユメは、結婚式場探しの専門アドバイザーに無料で相談できるサービスです。店舗・オンライン・LINE・電話で、希望に合う式場の提案やフェア予約の代行、見積もりのチェックまで相談できます。

無料ハナユメの無料相談を見る

相談方法や特典の内容は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

結納の挨拶は誰がするのですか?

仲人を立てない略式結納では、新郎の父が進行役となり、始まりと締めの挨拶をするのが一般的です。新婦の父は返礼の挨拶、本人は短い一言を添えます。

挨拶はどのくらいの長さがいいですか?

1分以内で収まる長さが目安です。お礼・喜び・これからのお願いの3つが入っていれば十分です。

新郎父がいない時は誰が挨拶しますか?

母や本人が務めます。ゼクシィの説明でも、男性の父がいなければ母や本人が進行役を務めるとされています。

結納前の顔合わせの挨拶に、手土産は持って行くものですか?

持って行く家が多いです。ゼクシィでは、地元の名産品などが手土産に向いていると紹介されています。挨拶の最後に「ほんの気持ちですが」と添えて渡すと自然です。

挨拶の原稿を見ながら話してもいいですか?

大丈夫です。メモを手元に置いて話しても失礼にはあたりません。緊張しやすい方は、要点だけ書いたメモを用意しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 結納の挨拶は「始まり・食事前・締め」の3回が基本
  • 新郎父が始まりと締め、新婦の父が返礼、本人は一言を添える
  • 内容は「お礼・喜び・これからのお願い」の3つで十分
  • 「終わる」「切る」などの言葉は避け、「お開き」と言い換える
  • 結納のあとはお礼状でも気持ちを伝えると丁寧
結納ドットコム

結納ドットコム 編集部

結納の意味と形、結納金・結納返し・結納品の準備、服装や挨拶、顔合わせ食事会から結婚式の準備までを、両家が安心して話し合えるように整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次