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結納をすることになって、『全部でいくらかかるの?誰が払うの?』と不安になっていませんか。結納金のことは聞くけれど、ほかにどんなお金がかかるのか分からないという方も多いはずです。
結論から言うと、結納のお金は「結納金」「結納品」「会場・食事」「衣装・手土産」の4つの箱に分けて考えると、ぐっと見通しがよくなります。金額に決まりはないので、調査の平均を参考にしながら、両家の事情で決めて大丈夫です。
この記事では、調査の数字と、誰が負担することが多いかを箱ごとにまとめました。
結納そのものの意味は結納とは?意味と由来で紹介しています。
結納の費用はどれくらい?全体の目安
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納金の平均は95.2万円、結納品は18.7万円、食事を含めた結納式の費用は43.9万円でした。ただ、結納式の費用は回答数が少なく、最も多かったのは5万〜10万円未満です。
結納とは、婚約のしるしに金品を取り交わす儀式のことです。金額で見ると、結納金が一番大きく、そこに結納品や会場・食事の費用が加わります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)の数字を、項目ごとに並べてみました。
| 項目 | 平均額(2024年調査) | 参考:2023年調査 |
|---|---|---|
| 結納金 | 95.2万円 | 97.3万円 |
| 結納品 | 18.7万円 | 調査ページで未確認 |
| 食事を含めた結納式の費用 | 43.9万円 | 20.6万円 |
| 結納返し(現金で返した人) | 45.2万円 | 36.4万円 |
| 結納返し(品物で返した人) | 23.5万円 | 24.9万円 |
| 食事を含めた両家の顔合わせの費用 | 8.3万円 | 6.7万円 |
『平均でこんなにかかるの…?』と驚いた方もいるかもしれません。ここは少し落ち着いて見てほしいところです。
平均額だけを見ないで大丈夫な理由
結納式の費用は、2023年調査の20.6万円から2024年調査では43.9万円と倍以上になっています。調査の報告書を見ると、結納式の費用は回答数が少なく、とても高い会場で行った人の数字が平均を押し上げている可能性があるんです。
2024年調査の分布では、最も多かったのは5万〜10万円未満(25.5%)でした。次いで10万〜15万円未満が19.8%です。
つまり、「平均は一部の高い回答に引っ張られやすく、最も多いのは5万〜10万円未満」と考えておくと安心です。

結納のお金を4つの箱に分けて考えよう
結納のお金は「結納金」「結納品」「会場・食事」「衣装・手土産」の4つに分かれます。誰が払うかは箱ごとに違い、結納金と結納品は贈る側、会場・食事は家によって違い、衣装や手土産はそれぞれの家で用意するのが一般的です。
結納の費用を一つのかたまりで考えると、誰が何を払うのか分からなくなりがちです。そこで、この記事ではお金を4つの箱に分けてみました。
| 箱 | 中身 | 誰が負担することが多いか | 金額の決まり方 |
|---|---|---|---|
| 1. 結納金 | 結納の時に贈るお金 | 贈る側(通常は男性側。婿入りなら女性側) | 両家の考えで決める |
| 2. 結納品 | 長熨斗・末広などの縁起物、目録 | 贈る側が用意する。結納返しは受ける側 | 品数と飾りの格で決まる |
| 3. 会場・食事 | 会場の個室、祝い膳、飲み物 | 女性宅なら女性側、外の会場なら折半も多い | 場所・料理・人数で決まる |
| 4. 衣装・手土産 | 本人や親の服装、両家への手土産 | それぞれの家で用意する | 着物のレンタルや品物の選び方で決まる |
結納金は、ゼクシィの説明では「相手に姓を変えてもらう側が贈る」のが原則です。男性が婿入りする場合は、女性側から男性側へ「御袴料(おんはかまりょう)」として贈ります。
会場・食事の負担は、地域や家で考え方が分かれます。ここは事前に話しておかないと、当日の支払いで気まずくなりやすい箱なんです。
結納金は親が払う?本人が払う?
『結納金って、彼の親が出すの?彼が出すの?』と迷いますよね。ゼクシィでは、結納金や支度金は親が払っても本人が払っても問題ないと説明しています。
結納金の金封には名前を入れないのが普通なので、相手にお金の出どころが分かるわけでもありません。家の考え方に合わせて決めて大丈夫です。
お金の流れをもっと詳しく知りたい方は、結納金は誰が出す?誰に渡す?を読んでみてください。
結納の予算を決める順番
4つの箱が分かったら、次の順番で予算を決めていくと迷いにくくなります。
- 結納をするか、顔合わせ食事会にするかを両家で決める
- 結納金を用意するか、するならどのくらいかを話す
- 結納品の品数と、結納返しをするかを決める
- 会場と人数を決め、食事代を誰が払うかを決める
- 衣装や手土産は、それぞれの家で用意する範囲を確かめる
金額の大きい結納金から決めると、残りの箱の予算も自然に見えてきます。『どこから話せばいいか分からない』という時は、まず1番と2番だけ両家で確かめてみてください。
結納金の相場と金額の決め方
調査では、結納金は100万〜150万円未満を選んだ人が69.9%で最も多く、平均は95.2万円でした。金額は、切りのいい額や縁起のよい額から、両家で納得できる額を選べばよいとされています。
結納金の相場を、調査の数字で見てみましょう。ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)の、結納金があった人の金額の分布です。
| 結納金の額 | 2024年調査 | 2023年調査 |
|---|---|---|
| 50万円未満 | 3.4% | 3.9% |
| 50万〜100万円未満 | 21.0% | 15.4% |
| 100万〜150万円未満 | 69.9% | 74.4% |
| 150万〜200万円未満 | 1.7% | 2.0% |
| 200万円以上 | 4.0% | 4.4% |
| 平均 | 95.2万円 | 97.3万円 |
同じ調査で、結納をした人のうち「結納金・結納品ともにあった」は48.0%、「結納金のみ」は42.2%でした。結納をする家の多くは、結納金を用意しているんです。
結納金の額はどう決める?
ゼクシィでは、キリのよい数字として100万円を選ぶケースが多いと紹介しています。50万円や70万円といった奇数、末広がりの80万円にする場合もありますが、両家で納得できる金額を決めれば問題ないとされています。
百貨店の婚礼案内では、結納金は十万円程度から数百万円までさまざまで、一般的に男性の給料の2〜3カ月といわれる、と説明しています。ただし「金額がそのまま愛情の深さを表すものではない」とも添えています。
「結納金のことなんだけど、うちの親はこのくらいで考えているみたい。そちらのお家の考えも聞いておきたいから、教えてもらえるかな」
地域ごとの違いや決め方は、結納金の相場はいくら?で詳しく紹介しています。
結納金なしの時は、結婚式費用で調整する家も
結納金を用意しない家もあります。ゼクシィでは、結納金の代わりに、男性側が新生活の家具や家電を贈ったり、結婚式の費用を多めに負担したりするケースが多いと紹介しています。
結納金がない場合は、結納返しはなくてもよいとされています。
ただし、ゼクシィは「新郎側から結納金なしと申し出るのは、失礼に当たると考える親もいるので注意」とも書いています。結納金をなしにしたい時は、本人同士で相手の家の考えを先に聞いておくのが安心です。
結納金と結婚式費用の分け方は、結納金と結婚式費用で詳しく見ています。
男性側は「結納金の分、結婚式の費用を多めに出すつもり」、女性側の親は「結納金は結納金で用意してくれるもの」と考えていることがあります。どちらの形にするかを、本人同士が間に立って言葉にして確かめておきましょう。
結納品・結納返し・婚約指輪の値段
調査では、結納品の平均は18.7万円でした。結納返しは、現金で返した人の平均が45.2万円、品物で返した人の平均が23.5万円です。婚約指輪の平均は39.0万円でした。
結納品とは、長熨斗(ながのし・あわびをのばした縁起物)や末広(すえひろ・白い扇子)など、婚約のしるしに贈る縁起物のことです。品数が多いほど、値段も上がります。

結納品の値段
結納品は、9品目が正式とされ、7品目・5品目・3品目などに減らすこともできます。どの場合も、割り切れない奇数にするのが決まりとされています。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納品の平均は18.7万円でした。品数と飾りの格で値段が変わるので、店で「何品目で、どのくらいの飾りか」を相談しながら選ぶと安心です。
結納品を省いて、結納金と熨斗など3品目程度にまとめる、コンパクトな結納も増えているそうです。セットの選び方は結納セットの選び方で紹介しています。
結納返しの値段
結納返しとは、結納を受けた側がお返しをすることです。関東では結納金の半額程度を返す「半返し」、関西では1割程度を返すのが一般的とされています。
同じ調査(2024年)では、結納返しをしていない人も40.9%いました。返し方は、品物で返した人が33.6%、現金で返した人が26.1%です。品物では腕時計(31.4%)とスーツ(29.5%)が多く選ばれていました。
婚約指輪の値段
婚約指輪は、結納や顔合わせの場でお披露目することが多い記念品です。調査では、婚約記念品があった人は71.8%で、そのうち84.2%が婚約指輪でした。婚約指輪にかかった金額の平均は39.0万円です。
『結納金もあるのに、指輪まで用意できるかな…』と心配になりますよね。関西式では婚約指輪を「結美和(ゆびわ)」として結納品に含めることもあります。結納金とのバランスも含めて、ふたりで無理のない形を考えてみてください。
婚約指輪は、結納の日取りが決まったら並行して探し始めると、当日のお披露目に間に合わせやすくなります。ハナユメの指輪探しでは、ブランドやエリアから探して、リングショップへの来店予約ができます。
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会場・食事の費用と、誰が払うか
会場・食事の費用は、場所と料理、人数で決まります。誰が払うかは、女性宅で行うなら女性側、外の会場なら折半というケースも多いとされ、地域や家によって違います。
結納式の費用は、ゼクシィの記事でも「食事を含めた会場費の全国平均は44万円ですが、ボリュームゾーンとしては5万〜10万円未満が全体の4分の1」と紹介されています。
会場の個室と祝い膳だけで済ませるか、ホテルの結納プランで設営や進行まで頼むかで、費用は大きく変わります。
結納式と顔合わせの費用を比べると
結納をせずに、顔合わせ食事会にする家も多いです。費用の違いを比べてみました。
| 項目 | 結納式(食事を含む) | 両家の顔合わせ(食事を含む) |
|---|---|---|
| 平均(2024年調査・全国推計値) | 43.9万円 | 8.3万円 |
| 最も多かった金額帯 | 5万〜10万円未満(25.5%) | 5万〜10万円未満(45.7%) |
| 主にかかるもの | 会場・祝い膳・結納品の飾り付けなど | 食事と飲み物が中心 |
最も多い金額帯はどちらも5万〜10万円未満でした。平均には差がありますが、食事だけで比べれば、思ったほど差がない家もあるんです。
食事代は誰が払う?

ゼクシィでは、女性宅で行う場合は女性側が持つのが一般的だが、自宅以外で行う場合は折半というケースも多い、と紹介しています。
また、関西式の「男性側が納める」スタイルの結納では、その後の食事会は女性側が持つという考え方もあるそうです。結納金がない場合は、食事代は折半か、ふたりが負担するという考え方もあります。
- どの会場で、何人で食事をするか
- 料理のコースや飲み物の内容
- 食事代を誰が払うか(男性側・女性側・折半・ふたり)
- 当日その場で払うか、あとで精算するか
- 遠方から来る家族の交通費や宿泊をどうするか
ホテルの結納プランの中身は、ホテルで結納をするにはで紹介しています。
衣装・手土産の費用
衣装は、本人や親がそれぞれ用意するのが一般的です。振袖や着物をレンタルするか、手持ちの服を着るかで、費用は大きく変わります。
服装は、両家で格をそろえるのが基本とされています。片方が着物で、もう片方がふだん着に近い服だと、当日に気まずく感じることもあります。
事前に「どのくらいの服装にするか」を話しておくと、むだな出費も防げますよ。服装の選び方は結納の服装で紹介しています。
手土産は、ゼクシィでは地元の名産品が適切で、目安は3,000〜5,000円と紹介されています。相手の好みに合わせて選ぶと、喜ばれやすいですよ。
式場探しの相談もできる
結納の費用が見えてくると、結婚式にどのくらいかけられるかも考えたくなりますよね。結納や顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いです。
ハナユメウエディングデスクでは、専門のアドバイザーに式場探しを無料で相談でき、見積もりのチェックもしてもらえます。ほかにも、式場の見学に直接行ったり、情報誌で比べたりと、探し方はいろいろあります。
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結納の費用でよくある相談
費用の相談は「誰が払うか」「結納品はいくらか」「結納をしない時の食事代」の3つが中心です。どれも、事前に両家で話しておけば、当日に困ることはありません。
知恵袋に寄せられている費用の相談から、よくあるものを要約して答えてみますね。
相談1:結納金と食事代は、新郎の親が払う?新郎本人が払う?
「結納金と、結納の場所の食事代は、新郎側の親が払うもの?それとも新郎本人?」という相談です。
結論から言うと、どちらが払っても問題ありません。結納金は親が払っても本人が払ってもよいとされ、食事代は会場や地域によって負担する側が変わります。
大事なのは、両家で「誰が払うか」を事前に決めておくことです。本人同士で話しておくと、親同士が気をつかい合わずにすみます。
相談2:結納品はいくらぐらい?どこで売っている?
「結納金を用意する予定だけど、結納品はいくらぐらいして、どこで売っているの?」という相談です。
調査では、結納品の平均は18.7万円でした。品数や飾りの格で値段が大きく変わるので、まずは何品目にするかを決めましょう。
結納品は、百貨店の結納品売場や結納品の専門店で用意できます。ホテルの結納プランに結納品がセットになっていることもあります。買える場所は結納品はどこで買う?で比べています。
相談3:結納の代わりの食事会、費用はどう分ける?
「結納の代わりに両家で食事会をする。料金の負担はどう分けるのが一般的?」という相談です。
顔合わせ食事会の費用の分け方に、決まった方法はありません。ゼクシィの記事では、ふたりが負担して親を招待する形が最も多いと紹介されています。
両家で折半する家、男性側が持つ家もあります。『ふたりで払うと伝えたら、親が気を悪くしないかな』と心配な時は、「今日はふたりからのお礼の気持ちです」と一言添えると、自然に受け取ってもらいやすいですよ。
「今日の食事は、ふたりからのお礼として用意させてください。いつも応援してくれてありがとうございます」
よくある質問
結納の費用は全部でいくらかかりますか?
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納金の平均95.2万円、結納品18.7万円、食事を含めた結納式の費用43.9万円でした。ただし結納式の費用は回答数が少なく、最も多かったのは5万〜10万円未満です。両家の事情で決めて大丈夫です。
結納の相場はどのくらいですか?
結納金は100万〜150万円未満を選んだ人が最も多く、平均は95.2万円でした。キリのよい100万円のほか、50万円や70万円、末広がりの80万円にする家もあります。
結納の食事代は誰が払いますか?
女性宅で行う場合は女性側が持つのが一般的とされ、外の会場で行う場合は折半というケースも多いです。地域や家によって違うので、事前に決めておきましょう。
結納金なしの場合、結婚式費用はどう分けますか?
結納金の代わりに、男性側が結婚式の費用を多めに負担したり、新生活の家具や家電を贈ったりするケースが多いと紹介されています。どう分けるかは、両家で話して決めて大丈夫です。
結納と顔合わせでは、費用はどれくらい違いますか?
2024年調査の平均では、食事を含めた結納式が43.9万円、顔合わせが8.3万円でした。ただ、最も多かった金額帯はどちらも5万〜10万円未満でした。
まとめ
- 結納のお金は結納金・結納品・会場と食事・衣装と手土産の4つに分けて考える
- 調査の平均は結納金95.2万円、結納品18.7万円、結納式43.9万円
- 結納式の費用は平均が高めに出やすく、最多は5万〜10万円未満
- 食事代は女性宅なら女性側、外の会場なら折半も多い
- 結納金なしの時は、結婚式費用などで調整する家もある





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