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中国出身の恋人との結婚が決まって、『中国の結納金ってどうなっているの?日本と同じでいいの?』と迷っている方も多いはずです。相手の親御さんに失礼がないか、気になりますよね。
結論から言うと、海外の婚礼のお金の習慣は、国だけでなく地域や家によっても違います。まずは日本の結納金の「誰から誰へ」「何のため」を相手に伝え、相手の家の習慣を聞くことから始めるのがいちばんです。
この記事では、日本の結納金の考え方と、相手の国の習慣を確かめるための質問表、中国語や英語での伝え方をお伝えしますね。
日本の結納金は「誰から誰へ」「何のため」のお金?
日本の結納金は、相手に姓を変えてもらう側から、もう一方の家へ贈るお金です。婚約のしるしと、結婚準備のための援助という意味があります。
まずは日本の結納金の形を、相手に説明できるようにしておきましょう。
結納は、婚約が成り立ったしるしに、両家が金銭や品物を取り交わすことです(デジタル大辞泉)。日本大百科全書では、通例、男性の家から女性の家へ贈られ、婿養子の場合はその逆とされています。
| 観点 | 日本の結納金 |
|---|---|
| 誰から | 相手に姓を変えてもらう側(多くは男性側) |
| 誰へ | もう一方の家。昔は女性の親、今は女性本人に贈ることも多い |
| 何のため | 婚約のしるし、育ててくれたことへの感謝、結婚準備の援助 |
| お返し | 受け取った側が「結納返し」をすることがある |
| 今の様子 | 結納をせず、両家の顔合わせだけにする人が大半 |
百貨店の解説では、結納金には「婚約成立の証」と「育ててくれた感謝」の意味合いがあると説明されています。ゼクシィは、今は「ふたりの新生活準備のために用意する経済的な援助」という意味合いで、女性本人に贈られることが多くなったと紹介しています。
日本の結納金の意味は結納金とは?で詳しく紹介しています。
日本でも結納をしない人が大半
『日本人はみんな結納をするの?』と相手の家族に聞かれることもありますよね。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納をせず両家の顔合わせだけを行った人が大半でした。
「日本では、今は結納をせずに食事会で挨拶をする家が多い」と伝えておくと、相手の家族も安心しやすくなります。
中国の結納金と日本の結納金を「誰から誰へ」「何のため」で比べる
ここがこの記事でいちばん大事なところです。国際結婚で両家が戸惑わないためには、金額より先に、お金の「向き」と「目的」をそろえることが大切なんです。

世界大百科事典は、結納を「婚資(bride-wealth)」の一種と説明し、その額は他の社会と比べると少額の類に入るとしています。結婚の時に家と家の間でお金や品物が動く習慣は、日本だけのものではないんですね。
ただ、中国を含む海外の婚礼のお金は、国・地域・家によって形や考え方が違うようです。この記事では金額や地域ごとの決まりは書かず、相手の家に確かめる時の観点を表にしました。
| 確かめる観点 | 日本の結納金 | 相手の国・家の習慣(聞いて埋める) |
|---|---|---|
| 誰から誰へ渡すか | 姓を変えてもらう側から相手の家へ | 新郎側から新婦側か、その逆か |
| 誰が受け取るか | 女性の親か女性本人 | 親が受け取るか、ふたりが受け取るか |
| 何のためのお金か | 婚約のしるし・結婚準備 | 婚約のしるしか、新生活の資金か |
| お返しはあるか | 結納返しをする家もしない家もある | お返しや持参する物の習慣があるか |
| いつ渡すか | 結納の儀式や顔合わせの席 | 婚約の時か、結婚式の時か |
| 金額の決め方 | 両家で話し合う | 地域の習わしか、家の考えか |
- 日本の結納金の形を、相手にざっくり説明できるか
- 相手の家族が、婚礼のお金をどう考えているか
- お金を受け取る人と使い道を、両家でそろえられるか
- 日本と相手の国の、どちらの習慣に合わせるか
- 両方の習慣を少しずつ取り入れる方法はないか
『相手の国の習慣に合わせたら、日本の親が驚くかも』と心配になる方もいますよね。
どちらか一方に合わせる必要はありません。両家が納得できる形を、ふたりで探していけば大丈夫です。
お金の向きが逆になることもある
日本でも、婿養子の場合は女性側から男性側へ結納金を贈ります。つまり、日本の中でも「誰から誰へ」は家の形によって変わるんです。
相手の国の習慣で、お金の向きや受け取る人が日本と違っていても、おかしなことではありません。違いを知ったうえで、どうするかを両家で決めていきましょう。
婿入りの場合の考え方は婿養子・婿入りの結納金で紹介しています。
結納金は中国語・英語でどう伝える?
『結納金って、中国語や英語で何て言えばいいの?』という疑問も多いです。
日本の辞書には、結納の別名として「納采(のうさい)」「納幣(のうへい)」が載っています。英語では「betrothal money」という訳語があります。言葉より、中身を説明することが大切です。
漢字の別名を手がかりにする
精選版 日本国語大辞典には、結納の別名として「たのみ」「納幣」「納采」「ゆいいれ」が挙げられています。
中国語を話す相手には、こうした漢字の言葉を見せながら説明すると、伝わりやすいことがあります。
知恵袋の相談の中でも、中国の結納金を「彩礼」という言葉で尋ねている人がいました。ただ、言葉が似ていても中身が同じとは限らないので、意味は口で補っておきましょう。
英語で説明する時の言い方
コトバンクの和英辞典では、結納金の訳語として「betrothal money」が載っています。結納については「Betrothal presents were exchanged between the two families.」という例文があります。
| 伝えたいこと | 言い方の例 |
|---|---|
| 結納金とは | betrothal money |
| 両家で贈り物を交わした | Betrothal presents were exchanged between the two families. |
| 日本語でのひと言説明 | 「婚約のしるしに、一方の家からもう一方の家へ贈るお金です」 |
「日本では、婚約のしるしに、結婚する一方の家からもう一方の家へお金を贈る習慣があります。今は結婚の準備に使われることが多いです。そちらのご家族ではどのような習慣がありますか?」
言葉の違いで誤解が生まれないよう、大事な話の時は通訳ができる家族や友人に入ってもらうのも安心です。
中国の結納返しは?お返しの考え方
『結納金をいただいたら、中国でもお返しをするの?』と気になる方もいますよね。
日本の結納返しは、受け取った側が現金や品物でお返しをする習慣です。相手の国にお返しの習慣があるかは、相手の家に確かめておきましょう。
日本では、ゼクシィが、関東式は頂いた半額(半返し)や3分の1程度、関西式だと1割が結納返しの相場と紹介しています。百貨店の解説でも、関西では一割返しや、お返しをせず嫁入り道具で応えるなど多様だとされています。
| 日本の結納返しの例 | 内容 |
|---|---|
| 現金で返す | 関東の半返し、関西の1割程度といわれる |
| 品物で返す | 腕時計やスーツなどの記念品を贈る |
| 結納返しをしない | お返しの分を差し引いた額で結納金を贈る方法もある |
国際結婚の場合は、日本の結納返しの習慣を相手の家が知らないこともあります。「日本ではお返しをすることもありますが、今回はどうしましょうか」と、ふたりから先に聞いておくとスムーズです。
日本の習慣だけで結納金と結納返しを決めて、後から相手の家の習慣とずれていたと分かることがあります。お金の話は、決める前に両家の習慣を一度並べてみましょう。
ミャンマーなどアジアの国の人と結婚する時の進め方
中国以外にも、ミャンマーなどアジアの国の人と結婚する方から、結納金をどうするかの相談が寄せられています。
『その国の結納金の決まりを知りたい』と思いますよね。
ただ、婚礼のお金の習慣は、国・地域・家族の考え方でも違うようです。決まりを調べるより、相手の家族に直接聞くのがいちばん確かです。

- ふたりで、それぞれの国の婚礼のお金の習慣を話す
- 相手の家族に、どんな習慣があるかを聞いてもらう
- 日本の家族に、日本の結納や顔合わせの形を確かめる
- ふたりで、どの習慣をどう取り入れるかを決める
- 両家それぞれに、ふたりの考えを伝える
顔合わせの席を設ける時は、遠方に住む家族のために、オンラインで顔を合わせる方法を考える家もあります。両家の顔合わせの流れは両家顔合わせ食事会とは?で紹介しています。
国際結婚の届け出などの手続きは、住んでいる市区町村の窓口や、相手の国の大使館などで確かめておきましょう。
知恵袋でよくある相談:中国の結納金
Yahoo!知恵袋には、中国の人との結婚と結納金についての相談が寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選び、要点をまとめて答えますね。
中国出身の恋人と結婚することになり、結納金をどう考えればいいか知りたい、という相談です。
結論から言うと、まずは相手の家族がどう考えているかを、恋人を通して聞いてみるのがいちばんです。
日本の結納金の形を説明したうえで、「そちらではどうされていますか」と聞くと、話が進みやすくなります。金額だけで決めず、誰が受け取り、何に使うお金なのかもそろえておきましょう。
中国にも日本の結納金のような習慣があるのか、という相談です。
世界大百科事典では、結婚の時に家と家の間でお金や品物が贈られる「婚資」の習慣は、日本以外の社会にもあると説明されています。
ただ、中国の習慣の中身や金額の決め方は、この記事では確かな情報を示せません。地域や家で違うこともあるので、相手の家族に聞くのがいちばん確かです。
中国の特定の地域で、結納金の相場はどのくらいかを知りたい、という相談です。
地域ごとの相場は、この記事では確かな情報を示せません。相場の数字だけを頼りにすると、相手の家の考えとずれることもあります。
数字を調べるより、相手の家族に「どのように考えていらっしゃいますか」と聞いてみてください。
両家の形が決まったら
お金の習慣のすり合わせができると、ほっとしますよね。顔合わせの日取りが決まったら、結婚式の式場探しも並行して始める人が多いです。
両方の国の家族が出席しやすい場所や時期も、早めに考えておくと安心です。
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よくある質問
中国の結納金は日本と同じですか?
同じとは限りません。海外の婚礼のお金の習慣は、国・地域・家によって違うので、相手の家族に「誰から誰へ」「何のため」のお金かを聞いて確かめましょう。
結納金を中国語で伝えるにはどうすればいいですか?
日本の辞書には、結納の別名として「納采」「納幣」が載っています。漢字を見せながら、婚約のしるしに贈るお金だと中身を説明すると伝わりやすくなります。
ミャンマーの人と結婚する時、結納金はどう考えればいいですか?
国や地域、家族の考え方で習慣が違うので、決まりを調べるより相手の家族に直接聞くのが確かです。日本の結納金の形を説明したうえで、どちらの習慣をどう取り入れるかを両家で決めましょう。
相手の国の習慣と日本の習慣、どちらに合わせればいいですか?
どちらか一方に合わせる決まりはありません。両方を少しずつ取り入れる家もあります。ふたりが間に立って、両家が納得できる形を探しましょう。
国際結婚でも結納はしたほうがいいですか?
決まりはありません。日本でも結納をせず顔合わせだけにする人が大半なので、両家が納得できる形を選べば大丈夫です。
まとめ
- 日本の結納金は、姓を変えてもらう側から相手の家へ贈る、婚約のしるしと結婚準備のお金
- 海外の婚礼のお金の習慣は、国・地域・家で違う
- 金額より先に「誰から誰へ」「何のため」をそろえる
- 中国語で伝える時は「納采」「納幣」などの漢字、英語では「betrothal money」が手がかり
- 結納返しの有無も、決める前に両家の習慣を並べて確かめる





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