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結納の話が出てきて、『結納金って誰が出すの?彼?それとも彼の親?』『受け取るのは私?それとも親?』と分からなくなっている方も多いはずです。親世代と自分たちで考え方が違うと、余計に迷いますよね。
結論から言うと、結納金は相手に姓を変えてもらう側の家が出すのが基本で、親が出しても本人が出しても問題ありません。誰が受け取り、誰のものと考えるかは、家ごとの考え方で変わります。
この記事では、出す人・受け取る人・使い道を決める人を、家として考える場合と本人として考える場合に分けてお伝えしますね。
結納金は誰が出す?基本は「姓を変えてもらう側」
結納金は、相手に姓を変えてもらう側が贈るのが基本です。女性が男性の姓になるなら男性側から、男性が女性の姓になるなら女性側から贈ります。
ゼクシィは、結納金を誰が出すかについて、厳密には「相手に姓を変えてもらう側が贈る」のが正解だと説明しています。辞書でも、結納は通例、男性の家から女性の家へ贈られ、婿養子の場合はその逆とされています(日本大百科全書)。
『うちは男性側だから、とりあえず彼の家が出すんだな』と思って大丈夫です。ただ、家の中で誰がお金を用意するかは、また別の話なんです。
そもそも結納金とは
結納は、婚約が成り立ったしるしに、両家が金銭や品物を取り交わすことです(デジタル大辞泉)。その中でお金として贈るのが結納金で、関東では「御帯料」、関西では「小袖料」と呼ぶことが多いです。
結納そのものの意味は結納とは?意味と由来、結納金の意味は結納金とは?で紹介しています。
結納金は親が出す?本人が出す?
『結納金は誰が払うの?彼の親?彼本人?』という疑問はとても多いです。ゼクシィは、結納金は親が払っても本人が払っても問題ないとしています。
さらに、結納金の金封には名前を入れないのが普通で、相手にお金の出どころが分かるわけではないそうです。どちらが出すかは、家の事情に合わせて決めてかまいません。
| 用意する人 | よくある考え方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 男性の親が出す | 家と家の約束として、親が用意する | 親の考える額を先に聞いておく |
| 男性本人が出す | 自分たちの結婚なので、本人が用意する | 新生活の資金が足りなくならないようにする |
| 親と本人で出し合う | 親の援助に本人の貯金を足す | 誰がいくら出すかを家族で決めておく |
『親に結納金を出してもらうのは申し訳ない』と感じる方もいますよね。逆に、親が「うちで出すのが当たり前」と考えている家もあります。まずは自分の親の考えを聞いてみてください。
婿養子や女性の姓を名乗る場合は逆になる
男性が婿養子に入る場合や、女性の姓を名乗る場合は、女性側から男性側へ結納金を贈ります。この時の結納金は「御袴料(おんはかまりょう)」という名目で贈るとゼクシィは説明しています。
御袴料は、昔は女性側から男性側へ袴を贈っていた名残の呼び名です。婿入りの時の考え方は婿養子・婿入りの結納金で詳しく紹介しています。
結納金は誰に渡す?誰が受け取る?
昔は女性の親に渡すものでしたが、今は女性本人が受け取ることが多くなっています。ただ、ゼクシィの記事でも時期によって説明が分かれていて、家の考え方次第です。
『結納金を誰に渡すかで、受け取る人も変わるの?』と気になりますよね。ここは、昔と今で考え方が少し変わってきているところです。
昔は女性の親に渡していた
ゼクシィは、昔は「お嬢さんを今まで育ててもらったお礼」として、結納金を女性の親に渡していたと紹介しています。姓を変えてもらう女性の親へのお礼という意味合いだったんですね。
2024年の記事でも、結納金は男性側の家から女性側の家へ贈るもので、受取人は女性側の親とされている、と説明されています。
今は女性本人が受け取ることが多い
一方で、2025年の記事では、今は「ふたりの新生活準備のために用意する経済的な援助」という意味合いで、女性本人に贈られることが多くなったと紹介されています。
結納金の受け渡しだけをする場合は、正式な結納と違い、母親ではなく女性本人が受け取ることが多いそうです。
| 場面 | 受け取ることが多い人 | 受け取る時の言葉の例 |
|---|---|---|
| 正式な形の結納 | 女性側(本人が目録を確かめ、親へ回す) | 「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」 |
| 結納金の受け渡しだけ | 女性本人 | 「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」 |
| 顔合わせ食事会で渡す | 女性本人や女性の親 | 「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」 |
「幾久しく」は、いつまでも末永くという意味で、結納でよく使われる言葉です。渡し方や口上の流れは結納金の渡し方で紹介しています。

渡す時・受け取る時の作法
ゼクシィは、結納金をそのまま手渡しするのはマナー違反だと説明しています。直前まで風呂敷に包んでおき、白木の台や切手盆(金封をのせる塗りのお盆)に移して渡す形です。
台やお盆は、時計回りに90度ずつ2回回して、相手の方へ向けて差し出します。切手盆は受け渡しの後に返すのが一般的で、白木の台はそのまま相手に差し上げられるそうです。
『受け取る側は何をすればいいの?』と思いますよね。差し出されたら一礼して受け取り、「幾久しくお受けいたします」と言えば大丈夫です。
結納返しは誰から誰に渡す?
結納返しをする場合は、受け取った側から贈った側へ渡します。女性側が受け取ったなら、女性側から男性側へ返す形です。
結納返しをするか、どのくらい返すかは地域でかなり違います。関東式は半返しが多く、関西式はお返しが少ないかしない家もあるとされています。詳しくは結納返しとは?で紹介しています。
結納金は誰のもの?「家として」と「本人として」で考える
結納金が誰のものかは、「家と家の約束」と考えるか、「ふたりの結婚準備のお金」と考えるかで変わります。どちらが正しいということはなく、両家の考え方を合わせることが大切です。
『結納金は誰のものなの?』と聞かれると、はっきり答えにくいですよね。実は、出典によっても説明が分かれているところなんです。
ゼクシィの記事を並べると、「受取人は女性側の親とされ、使い方も女性の親に委ねられる」という説明もあります。一方で、「多くのカップルはふたりがもらったお金として新生活や結婚式に充てている」という説明もあります。
2つのパターンで見比べてみる
出す人・受け取る人・使い道を決める人を、2つのパターンで表にしてみました。自分の家はどちらに近いか、見比べてみてください。
| 項目 | 家として考えるパターン | 本人として考えるパターン |
|---|---|---|
| 結納金の意味 | 家と家の婚約のしるし、育ててくれた親へのお礼 | ふたりの結婚準備を助けるお金 |
| 出す人 | 男性の親 | 男性本人、または親と本人 |
| 受け取る人 | 女性の親 | 女性本人 |
| 使い道を決める人 | 女性の親 | ふたり |
| よくある使い道 | 嫁入り支度、家具や着物の用意 | 結婚式の費用、新生活の家具や家電 |
- 親どうしの約束として話が進む
- 嫁入り支度など、親の考えで準備しやすい
- 親が使い道を決めることもある
- ふたりの希望に合わせて使える
- 結婚式や新生活の費用に充てやすい
- 親の考えと違うと、すれ違いやすい
どちらのパターンでも、間違いではありません。大事なのは、両家とふたりで「うちはこう考える」をそろえておくことです。
親と考えが違う時の落としどころ
ふたりと親で考えが違うのは、よくあることです。よくある食い違いと、落としどころの例を表にしてみました。
| 食い違い | 落としどころの例 |
|---|---|
| 親は家として受け取りたい、ふたりは自分たちで使いたい | 親が受け取ったうえで、使い道はふたりと親で一緒に決める |
| 親は嫁入り支度に使いたい、ふたりは結婚式に使いたい | 必要なものを書き出して、どちらにいくら使うか分ける |
| 男性の親は本人に渡したい、女性の親は家で受け取りたい | ふたりが間に立ち、両家の考えを先に聞いてそろえる |
どの形でも、ふたりが間に立って話すと角が立ちにくくなります。親の気持ちも大事にしながら、ふたりの希望を伝えてみてください。
『結納金を親にとられた』と感じた時は
知恵袋などでは、「結納金を親にとられた」と悩む声も見かけます。ふたりは自分たちのお金だと思っていたのに、親は家として受け取ったと考えていた、というすれ違いです。
家として考えるパターンなら、女性の親が受け取り、使い道を決めることもあります。親が悪いというより、考え方がそろっていなかったことが原因のことが多いんです。
ふたりは「新生活の資金」のつもり、親は「家として受け取ったお金」のつもりで、使い道が食い違うことがあります。受け取る前に、誰が受け取って何に使うかを話しておきましょう。
もう受け取った後なら、責める言い方ではなく、相談の形で話してみてください。
「結納金のこと、新生活の家具に使えたらと思っていたんだけど、お母さんはどう考えていた?一緒に決めさせてもらえるとうれしいな」
それでも考えが合わない時は、相手の家にどう伝えるかも含めて、ふたりで落ち着いて話し合いましょう。使い道の考え方は結納金の使い道で紹介しています。
結納金を受け取ったらどうする?
受け取った結納金は、結婚式や新生活など結婚の準備に使うことが多いです。結納返しをする地域なら、その準備も必要です。
『結納金をもらったけど、どうすればいいの?』と戸惑う方もいますよね。受け取った後の流れを順番に見てみましょう。
- 受け取ったら、まずお礼を伝える
- 誰が保管して、誰が使い道を決めるかを確かめる
- 結納返しをするか、どのくらい返すかを決める
- 使い道を決めて、必要なら相手の家にも伝える
お礼の伝え方の例
結納の当日にお礼を伝えていても、後日あらためて連絡すると丁寧です。ふたりから相手の親へ、こんな言葉で伝えてみてください。
「先日は結納の席を設けていただき、ありがとうございました。いただいた結納金は、ふたりの新生活の準備に大切に使わせていただきます」
結納の後にすることは結納の後にすることでまとめています。
顔合わせ食事会で渡される場合も
結納をしない家でも、顔合わせ食事会の席で金封を渡すことがあります。ゼクシィも、顔合わせ食事会の席に金封を持参するなど、結納金の受け渡しは想像以上に多いと紹介しています。
渡す側は、当日いきなり渡すのではなく、事前に相手の家へ伝えておくのがマナーとされています。『顔合わせだけのはずだったのに…』と相手を驚かせないためです。
顔合わせの席での渡し方や言葉は、顔合わせで結納金を渡すにはで紹介しています。
結納金の代わりに支度金を渡す家も
結納をしない家では、結納金の代わりに「支度金」を渡すことがあります。ゼクシィは、支度金を結納をしない場合に新郎側が用意して新婦側に渡す結婚準備のお金と説明しています。
支度金も、新郎が新婦の姓になる場合は逆に、新婦の家から新郎の家に渡すそうです。違いは結納金と支度金の違いで詳しく比べています。
もめないために両家で話しておくこと
結納金のもめごとは、多くが「誰が・誰に・何のために」がそろっていないことから起こります。結納の前に、チェックリストで確かめておくと安心です。
結納金のお金の流れは、当日になってから決めるものではありません。ゼクシィも、結納返しの準備のために結納金の有無や額を確かめ、ふたりが間に立って確認し合うよう勧めています。
- 結納金を渡すかどうか
- 結納金は誰が用意するか(親か本人か)
- 結納金は誰が受け取るか(女性本人か親か)
- 使い道は誰が決めるか
- 結納返しはするか、差し引いて渡すか
- 結納をしない場合、支度金などの代わりはあるか

話す順番は「ふたり」「自分の親」「相手の親」
いきなり両家で話すと、親どうしの考えがぶつかることがあります。まずふたりで方針を決めて、次にそれぞれ自分の親に話す順番がおすすめです。
相手の親への確認は、相手を通してしてもらいましょう。自分の親には、こんな言い方で聞いてみてください。
「結納金のこと、向こうのご両親は本人に渡すつもりみたい。うちはどう考えているか、先に教えてもらえる?」
話し合いの順番は結納をするかしないか誰が決める?でも詳しく紹介しています。
親が結納金を出せない時は
『親に結納金を出してもらえそうにない』『自分でも用意できない』と悩む方もいますよね。結納金は、どの家でも用意するものではありません。
結納金を渡さない形を選ぶ家もありますし、記念品の交換や、結婚式の費用の分け方で気持ちを表す家もあります。考え方は結納金なしは失礼?でまとめています。
お金の話がまとまったら、式場探しも
結納金の流れが決まって、結納や顔合わせの日取りが決まると、次は結婚式の準備です。結納・顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始める人が多いですよ。
結納金を結婚式の費用に充てる予定なら、式場の見積もりを早めに見ておくと、両家に使い道を説明しやすくなります。
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知恵袋でよくある相談:結納金は誰が用意して誰がもらうもの?
結納金の「誰が」問題は、知恵袋でも特によく読まれている話題です。閲覧の多い相談から3つを選び、要約して答えてみますね。
結納金は誰が出すのか、彼氏本人なのか、彼氏の親なのかが分からない、という相談です。
結論から言うと、どちらでも問題ありません。ゼクシィも、親が払っても本人が払っても問題ないとしています。
金封に名前は入れないのが普通なので、受け取る側には誰が出したかは分かりません。彼と彼の親で話して決めてもらいましょう。
受け取った結納金を親が持っていて、本人がもらうものなのか、親がもらうものなのかでケンカになっている、という相談です。
実は、出典によっても説明が分かれるところで、どちらが本当と言い切れるものではありません。昔は女性の親へのお礼の意味が強く、今はふたりの結婚準備のお金と考える家が多くなっています。
ケンカになった時は、どちらが正しいかより、何に使うかを一緒に決めるのがおすすめです。「新生活の家具に使いたい」など、具体的な使い道を伝えると話が進みやすくなりますよ。
男性側の両親から女性側の両親へなのか、本人どうしなのか、結納返しはその逆なのか、という相談です。
基本は、姓を変えてもらう側の家から相手側へ結納金を渡し、受け取った側から結納返しをする流れです。女性が姓を変えるなら、結納金は男性側から女性側へ、結納返しは女性側から男性側へとなります。
ただ、受け取る人が親か本人かは家によって違います。結納の前に、両家で「誰が渡して誰が受け取るか」を決めておくと、当日も迷いません。
よくある質問
結納金は男性側と女性側のどちらが払いますか?
相手に姓を変えてもらう側が払うのが基本です。女性が男性の姓になるなら男性側、男性が女性の姓になるなら女性側から贈ります。
結納金を親が出すのはおかしいですか?
おかしくありません。ゼクシィも、結納金は親が払っても本人が払っても問題ないとしています。家の事情に合わせて決めましょう。
結納金は誰が受け取るのですか?
昔は女性の親でしたが、今は女性本人が受け取ることが多くなっています。家によって考え方が違うので、事前に両家で確かめておきましょう。
結納金は誰のものですか?
家と家の約束と考えれば女性の親、ふたりの結婚準備のお金と考えればふたりのもの、という形になります。どちらが正しいということはないので、両家で考えをそろえておきましょう。
結納金をもらったらどうすればいいですか?
まずお礼を伝え、誰が保管して何に使うかを決めましょう。結納返しをする地域なら、その準備もします。
まとめ
- 結納金は、相手に姓を変えてもらう側が出すのが基本
- 親が出しても本人が出しても問題なく、金封に名前は入れないのが普通
- 昔は女性の親が受け取り、今は女性本人が受け取ることが多い
- 誰のものかは「家として」「本人として」のどちらで考えるかで変わる
- もめないように、誰が・誰に・何のためにを結納の前に確かめておく





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