再婚の結納と結納金|しない人が多い?考え方と決め方

再婚の結納と結納金の考え方を紹介する記事のアイキャッチ。料亭の個室の卓と向かい合う手元

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再婚が決まって、『再婚でも結納ってするの?結納金は必要?』と迷っている方も多いはずです。親から「結納金はどうするの」と聞かれて、困っている方もいますよね。

結論から言うと、再婚の結納や結納金に決まった形はありません。結納はもともと必須の儀式ではなく、両家が納得できる形を選べば大丈夫です。

この記事では、初婚・再婚の組み合わせごとに考えるポイントを表にして、伝え方の例文と一緒にお伝えしますね。

目次

再婚の結納はする?しない?決まりはない

先に結論

再婚だから結納をしてはいけない、しなければいけない、という決まりはありません。正式な結納・略式の結納・顔合わせ食事会など、両家の合意で形を選びます。

百貨店の結納の解説では、結納は行わなくてはならない儀式ではないとされています。正式・略式・顔合わせ食事会など、両家の合意で合う形を選べばよい、という考え方です。

『再婚なのに結納なんて大げさかな』と思う方もいれば、『再婚だからこそ、きちんとけじめをつけたい』と考える家もあります。どちらも自然な気持ちなんです。

再婚に限らず、今は顔合わせだけの人が大半

再婚に限った結納の調査は、見当たりませんでした。全体で見ると、ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)では、結納をせずに両家の顔合わせだけを行った人が大半でした。

つまり、初婚でも再婚でも、顔合わせ食事会だけにするのはごく普通の選び方です。結納をしない選び方は結納をしないのはあり?で詳しく紹介しています。

形どんな形か再婚で選ぶ時のポイント
顔合わせ食事会両家で食事をしながら挨拶をするしきたりが少なく、両家の負担も軽い
略式の結納両家が集まって結納品などを取り交わす親が形にこだわる時に話し合いやすい
正式な結納仲人が両家を行き来する今は選ぶ人が少ない形
どちらもしない結婚の報告だけにする両家が納得していれば問題ない

顔合わせ食事会の流れは両家顔合わせ食事会とは?で紹介しています。

初婚・再婚の組み合わせで考える結納と結納金

ここがこの記事でいちばん大事なところです。『うちの場合はどう考えればいいの?』を、組み合わせごとに表にしました。

初婚・再婚の組み合わせごとに、結納・顔合わせ・結納金をどう考えるかのポイントを並べた図解
組み合わせ結納・顔合わせ結納金で話しておきたいこと
男性が再婚・女性が初婚女性の親が初めての娘の結婚として形を望むこともある女性の親の気持ちを先に聞いておく
男性が初婚・女性が再婚男性の親が形を望むか、簡単にしたいかを確かめる男性側が用意するつもりかどうかを確かめる
両方とも再婚顔合わせ食事会など、簡単な形を選ぶ家も多い親の考えより、ふたりの考えを軸にしやすい
どちらかに子どもがいる子どもも一緒に会う場にするかを考える新生活のお金の使い道と合わせて考える

表は、それぞれの家で話し合う時の手がかりです。どの組み合わせでも、「こうしなければいけない」という形はありません。

大事なのは、親の世代がどう考えているかを先に聞くことです。親にとっては子どもの結婚が初めて、ということもありますよね。

再婚の結納の前にふたりで確かめること
  • それぞれの親が、結納や結納金をどう考えているか
  • ふたりは、どの形で両家の挨拶をしたいか
  • 結納金を渡すか、渡さないか
  • 渡す場合、結納返しをするか
  • 子どもがいる場合、顔合わせの場に同席するか

再婚で結納金を渡す・渡さない時の考え方

結納金の目安

再婚でも、結納金を渡すかどうかは両家で決めてかまいません。渡さない場合は、記念品を贈り合ったり、新生活の費用を多めに負担したりする方法もあります。

結納金は、相手に姓を変えてもらう側が贈るのが基本とされています。再婚でも、この考え方そのものは変わりません。

ただ、再婚の場合は、すでに新生活の準備がある程度整っていることも多いですよね。『結納金より、新しい暮らしにお金を回したい』と考える方もいるはずです。

再婚の結納金の金額はどう決める?

再婚に限った結納金の金額の調査は、見当たりませんでした。百貨店の解説では、結納金の額にはこれといった決まりがなく、地域や家の意向で幅があるとされています。

よくいわれる目安としては「男性の給料の2~3カ月」という言い方がありますが、百貨店の解説でも、金額がそのまま愛情の深さを表すものではないと添えられています。

『再婚だから少なめにするべき?』と気にする方もいますよね。

再婚かどうかで金額を変える決まりはないので、両家の事情に合わせて決めて大丈夫です。全体の調査の数字は結納金の相場で紹介しています。

結納金を渡すなら結納返しも話しておく

結納金を渡す場合は、受け取った側がお返しをするかどうかも一緒に決めておきましょう。関東では半返し、関西では1割程度といわれますが、結納返しをしない家も多くあります。

「お返しは気にしないでください」と先に伝えておくと、受け取る側も気が楽になりますよ。

結納金を渡さない時の代わり

ゼクシィは、結納金の代わりに、男性側が新生活に必要な家具や家電を贈ったり、結婚式の費用を多めに負担したりするケースが多いと紹介しています。お互いに婚約記念品を贈り合うこともあるそうです。

結納金の代わりどんな時に向くか
婚約記念品を贈り合う形に残るものを交わしたい時
新生活の家具・家電を贈る引っ越しや同居の準備がある時
結婚式の費用を多めに出す式を挙げる予定がある時
支度金として渡す結納はしないが、お金で気持ちを伝えたい時

結納をしない場合に渡すお金を「支度金」と呼ぶこともあります。ゼクシィは、支度金には結納金と違って決まったルールはないとしています。

結納金なしの伝え方は結納金なしは失礼?で詳しく紹介しています。

よくある失敗

結納金を渡す側から先に「結納金はなしで」と言い出すと、失礼と受け取る親もいるとゼクシィは紹介しています。渡さない方向で考える時は、ふたりが間に立って、相手の家の考えを先に聞いておきましょう。

結納金は離婚したら返す?法律の考え方

『結納金は離婚したら返さないといけないの?』という疑問もよく聞きます。前の結婚のことで気になっている方もいますよね。

辞書の説明

日本大百科全書によると、結婚が成り立った後に離婚しても、結納の返還請求の問題は生じないとされています。ただし、同棲期間が短く、実質的に共同生活がなかった場合は返還の義務があると説明されています。

同じ解説では、婚約が破棄されて結婚が成り立たなかった場合は、受け取った側に返す義務があるとされています。

一方で、自分の責任で婚約を破棄した側からの返還請求は、認めない裁判例が少なくないとも書かれています。

個別の事情は専門家に相談を

離婚と結納金の扱いは、それぞれの事情で変わります。この記事は一般的な説明なので、実際に話し合いが必要な時は、弁護士などの専門家に相談してみてください。

状況辞書で説明されている考え方
結婚が成り立たなかった受け取った側に返す義務がある
結婚した後に離婚した返還請求の問題は生じない
結婚したが共同生活が実質なかった返す義務がある
自分の責任で婚約を破棄した側が請求する認めない裁判例が少なくない

再婚の結納・結納金を親や相手の家に伝える例文

再婚の場合、親の気持ちに配慮しながら話したいですよね。ここでは、伝える場面ごとの言い方を紹介します。

自分の親に「顔合わせだけにしたい」と伝える

「今回はふたりで話して、結納はせずに顔合わせの食事会にしたいと思っているんだ。お父さんとお母さんの考えも聞かせてもらえる?」

相手の親に結納金の考えを聞く

「結納金について、どのようにお考えか伺ってもよろしいでしょうか。私たちは新生活の準備を中心に考えていますが、ご希望があれば合わせたいと思っています」

結納金を受け取らない方向で伝える

「お気持ちは本当にうれしいのですが、ふたりで話し合って、結納金はなしにして新生活に使えるように準備したいと考えています」

子どもがいる時の顔合わせの伝え方

どちらかに子どもがいる場合は、顔合わせの場に子どもも一緒に来てもらうかを、ふたりで先に決めておきましょう。

『子どもを連れて行っていいのかな』と迷う方もいますよね。相手の家に事前に伝えておけば、席の用意や食事の内容も考えてもらいやすくなります。

「当日は子どもも一緒に伺いたいと思っています。ご挨拶させていただければうれしいです」

このように、前もってひと言伝えておくと、当日も落ち着いて過ごせますよ。

伝える順番は、まず自分の親、次に相手の家、と進めると話がこじれにくくなります。

再婚の結納や結納金を、ふたりから親、相手の家へと順に話して決める流れを示した図解
再婚の結納を決める順番
  1. ふたりで、結納・顔合わせ・結納金の希望を話す
  2. それぞれ自分の親に、ふたりの希望を伝えて考えを聞く
  3. 親の考えをふたりで持ち寄り、すり合わせる
  4. 相手の家に伝える役は、それぞれの子ども本人が担う
  5. 形と日取りを決めて、会場を予約する

知恵袋でよくある相談:再婚の結納金

Yahoo!知恵袋には、再婚の結納金についての相談が多く寄せられています。閲覧の多い相談から3つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:再婚なのに親が結納金を求めている

再婚する時に、親が相手に結納金を求めていて、どうすればいいか迷っている、という相談です。

結論から言うと、再婚でも結納金を望むこと自体はおかしなことではありません。ただ、相手の家が同じ考えとは限らないですよね。

まずは親が結納金に込めたい気持ちを聞いてみましょう。「けじめをつけたい」という気持ちなら、記念品や顔合わせの場でも伝えられることがあります。

相談2:離婚したら結納金を返せと言われた

離婚の話し合いの中で、結納金を返すよう言われた、という相談です。

辞書の解説では、結婚が成り立った後の離婚では、結納の返還請求の問題は生じないとされています。

ただ、共同生活の実態などで扱いが変わるとも書かれています。話し合いがまとまらない時は、弁護士などの専門家に相談するのが安心です。

相談3:相手が再婚でも、結納金は普通もらえるもの?

相手が再婚の場合でも、結納金は相手の親からもらえるものなのか、という相談です。

再婚かどうかで、もらえる・もらえないが決まるわけではありません。結納金を贈るかどうかは、相手の家の考え方と、両家の話し合いで決まります。

『聞いたら失礼かな』と思うかもしれませんが、ふたりが間に立って、それぞれの親の考えを確かめるのがいちばんの近道です。

再婚の結婚式を考えている時は

形が決まって顔合わせの日取りが見えてくると、『結婚式はどうしよう』と考え始める方も多いですよね。再婚でも、家族だけの式や小さな食事会など、選べる形はたくさんあります。

顔合わせの日取りが決まったら、式場探しも並行して始めると、準備がスムーズに進みます。

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よくある質問

再婚の場合も結納はしますか?

決まりはありません。結納は必須の儀式ではないので、顔合わせ食事会だけにする、略式の結納にするなど、両家の合意で選べます。

再婚でも結納金は必要ですか?

必要かどうかは両家の考え方で決まります。渡さない場合は、記念品を贈り合ったり、新生活の費用を負担したりする方法もあります。

結納金は離婚したら返す必要がありますか?

日本大百科全書によると、結婚が成り立った後の離婚では、結納の返還請求の問題は生じないとされています。ただし、共同生活が実質なかった場合などは扱いが違うので、個別の事情は専門家に相談してください。

両方とも再婚の場合、顔合わせだけでも失礼になりませんか?

失礼にはなりません。全体でも顔合わせ食事会だけにする人が大半です。両家が納得できる形なら、それで大丈夫です。

まとめ

この記事の要点
  • 再婚の結納・結納金に決まりはなく、両家の合意で形を選べる
  • 初婚・再婚の組み合わせで、親の考えを先に聞くことが大事
  • 結納金の代わりに、記念品や新生活の費用で気持ちを伝える方法もある
  • 結婚した後の離婚では、結納の返還請求の問題は生じないと辞書で説明されている
  • 伝える時は、ふたりが間に立って自分の親から順に話す
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結納ドットコム 編集部

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